p.1
標準版
北沢中学校版
避難所運営マニュアル
(標準版)
【令和 8 年(2026 年)1 月修正】
p.2
目 次
避難所運営マニュアル 行動内容早見表 ........................................... 2
避難所運営マニュアル フロー ................................................... 6
Ⅰ はじめに ................................................................... 6
Ⅱ 避難所運営組織の構成 ...................................................... 12
第1章 地震発生直後(開設・受入) .............................................. 14
Ⅰ 避難所開設準備の必要性の判断 .............................................. 16
Ⅱ 避難所の開設準備 .......................................................... 20
Ⅲ 避難者の受け入れ .......................................................... 38
第2章 避難所開設後(運営・管理) .............................................. 51
Ⅰ 総務・情報担当 ............................................................ 52
Ⅱ 避難所担当 ................................................................ 58
Ⅲ 給食・物資担当 ............................................................ 63
Ⅳ 救護・衛生担当 ............................................................ 70
【補足】在宅避難の促しのための工夫について .................................... 73
運営用資料 ...................................................................... 74
1
p.3
避難所運営マニュアル 行動内容早見表
第1章 地震発生直後(開設・受入)
行動内容 ページ
Ⅰ 避難所開設準備の必要性の判断 16
1 避難所運営本部の自動参集 16
震度5弱以上の地震発生
家族や自宅の安全確保
近隣住民の安全確保(緊急性を要する場合)
避難所への参集
2 避難所開設準備の必要性の判断 17
避難所運営本部参集及び参集確認
避難所開設準備の判断
避難所の開設準備を行う場合
避難所を開設しない場合
Ⅱ 避難所の開設準備 20
1-1 避難所【校門】の開門(平日の日中の場合) 20
初動ボックスの取り出し
学校・施設の状況確認
避難所【校門】の開門
校庭での負傷者の応急救護
1-2 避難所【校門】の開門(休日・夜間) 23
学校への入校
初動ボックスの取り出し
照明の確保
避難所【校門】の開門
校庭での負傷者の応急救護
2 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への状況報告(開設準備の報告) 25
状況報告(第1報)
3 校内施設の安全点検と応急措置の実施 26
避難者向けのアナウンス
建物の安全点検・応急措置の実施
設備の点検・応急措置の実施
点検結果の集約
避難所を開設しない場合
4 避難者への協力の呼びかけ 30
避難者向けのアナウンス
5 トイレの準備 31
既設トイレの安全確認と使用可否の判断
マンホールトイレの準備
6 避難所区分の明示 33
避難所区分の明示
各滞在スペースの設定
2
p.4
行動内容 ページ
7 受付時備品の用意 35
受付、避難者カード記入用台の準備
必要備品の準備
8 放送設備でのアナウンス 36
放送設備でのアナウンス
9 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)との連絡手段の確認と状況報告 37
連絡手段の確保と状況報告
Ⅲ 避難者の受け入れ 38
1 避難者の誘導と部屋割 38
避難者の受付への誘導と部屋割
避難者カードの記入
ペット同行者のペット置き場への誘導
要配慮者の専用スペースへの誘導
2 避難者カードの保管 41
避難者カードの保管
3-1 救護スペースの設置と応急救護 42
救護スペースの設置と応急救護
3-2 医療救護所の設置支援(医療救護所設置校の場合) 43
医療救護所設置校の確認
医療救護所の設置支援(医療救護所設置校の場合)
4 避難者受入状況報告と提供用情報交換 44
避難者受入状況の報告
5 案内受付等の設置・避難者への情報提供 45
案内受付等の設置
6 避難者が受け入れ限度を超えた場合の措置 46
一時的な避難のための避難者が多く詰めかけたとき(発災直後を想定)
避難生活者が受入限度を超えた場合の措置
7 避難所運営本部の組織化と避難所運営本部会議の開催 48
避難所運営本部の組織化(発災からおおむね3日目を目途)
避難所運営本部会議の開催
8 水・食料の提供 50
水の確保・避難者への提供
食料の避難者への提供
3
p.5
第2章 避難所開設後(運営・管理)~各担当の役割~
行動内容 ページ
Ⅰ 総務・情報担当 52
1 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への運営状況の報告 52
【定時報告】地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への運営状況の報告
支援要請等
2 避難所の被害調査と復旧対策 54
避難所の被害調査と復旧対策
3 避難者カードの整理・管理 55
避難者カードの整理・管理
4 避難者への情報提供 56
避難者への情報提供
情報掲示コーナーの管理
5 応急教育・学校再開の準備(学校) 57
応急教育・学校再開の準備(学校)
Ⅱ 避難所担当 58
1 避難所内の環境整備 58
生活環境の整備
部屋の割り振りと移動
幅広いニーズの把握
2 生活ルールづくり 60
避難者の運営参加と当番の割り振り
3 防火・防犯対策 61
防火対策
防犯対策
4 ボランティアとの連携 62
ボランティア受入体制の整備
Ⅲ 給食・物資担当 63
1 必要物資の確認・要請・運搬 63
概ね発災直後~5日間
概ね発災翌日以降
食料・物資管理表の作成
2 食料、飲料水、生活必需品等救援物資の手配 66
避難者の要望収集
3 物資の配給 67
避難者に対する配給
避難者に対するスマートフォン等の充電の提供
在宅避難者への食料、物資の配給
在宅避難者の把握・協力要請
4 炊き出し等の食料配付体制の組織化 69
炊き出し等の食料配付体制の組織化
4
p.6
行動内容 ページ
Ⅳ 救護・衛生担当 70
1 避難所の衛生管理 70
感染予防対策
衛生を考慮したごみ処理(分別処理)
衛生の日常品の配布
2 トイレの衛生管理 72
トイレ等の清掃・消毒
3 医療救護班の支援(医療救護所設置校) 72
医療救護班の支援
4 避難者の不安除去 72
避難者の不安除去
【補足】在宅避難の促しのための工夫について 73
自宅に戻る場合の注意と在宅避難の促しのアナウンスについて
5
p.7
避難所運営マニュアル フロー
災害発生
Ⅰ 避難所開設準備の必要性の判断
1 避難所運営本部の自動参集 P.16 2 避難所開設準備の必要性の判断 P.17
避難所開設の決定
Ⅱ 避難所の開設準備
1-1 避難所【校門】の開門(平日の日中の場合) P.20 1-2 避難所【校門】の開門(休日・夜間) P.23
2 地域本部拠点隊への状況報告(開設準備の報告) P.25
3 校内施設の安全点検と応急措置の実施 P.26
4 避難者への協力の呼びかけ P.30
5 トイレの準備 P.31 6 避難所区分の明示 P.33
7 受付時備品の用意 P.35
8 放送設備でのアナウンス P.36 9 地域本部拠点隊との連絡手段の確認と状況報告 P.37
Ⅲ 避難者の受け入れ
1 避難者の誘導と部屋割 P.38
2 避難者カードの保管 P.41 3-1 救護スペースの設置と応急救護 P.42
4 避難者受入状況報告と提供用情報交換 P.44 3-2 医療救護所の設置支援 P.43
5 案内受付等の設置・避難者への情報提供 P.45
6 避難者が受け入れ限度を超えた場合の措置 P.46
7 避難所運営本部の組織化と避難所運営本部会議の開催 P.48
8 水・食料の提供 P.50
避難所開設後(運営・管理)~各担当の役割~
Ⅰ 総務・情報担当 Ⅱ 避難所担当 Ⅲ 給食・物資担当 Ⅳ 救護・衛生担当
避難所の被害調査と 避難所内の環境整備 必要物資の確認・要
避難所の衛生管理 P.70
復旧対策 P.54 P.58 請・運搬 P.63
地域本部 各
避難者カードの整 拠点隊へ 担 食料、飲料水、生活
理・管理 P.55 の運営状 当 必需品等救援物資の トイレの衛生管理 P.72
況の報告 生活ルー 防火・防 手配 P.66
P.52 ルづくり 犯対策
避難者への情報提供 P.60 P.61 医療救護班の支援 P.72
P.56 物資の配給 P.67
医療救護所
炊き出し等の食料配
応急教育・学校再開の準備(学校) ボランティアとの連携 付体制の組織化
避難者の不安除去 P.72
P.57 P.62 P.69
Ⅰ はじめに
6
p.8
1 本マニュアルの使用にあたって
発災初動期には、人命最優先での対応による人的支援の遅れ、インフラの
被災による物的支援の遅れが想定されます。そのため、避難者が協力し合
い、地域の力によって、発災から 72 時間を乗り切る必要があります。
こうしたことから、区では、震災等の災害が発生した場合の避難所として
区立小・中学校等を指定していますが、その開設・運営は、避難者と避難所
運営委員会が協力して「避難所運営組織」を組織し、避難者も参加して行う
こととしています。また、避難生活が安定してきた段階で避難者自身による
避難所運営体制に移行することとしています。
<本マニュアル(標準版)の目的>
日頃から避難所の開設や運営・管理について各避難所運営委員会の場で協議
し、災害時にできるだけスムーズに対応できるようにする必要があります。
本マニュアル(標準版)は、地域や学校・施設の実情にあわせ、各避難所運
営委員会が独自のマニュアルを作成するときの参考としていただくために区が
作成したものです。避難所の開設、運営・管理の基本的な手順、注意事項等を
記載しています。
<本マニュアル(標準版)の活用について>
本マニュアル(標準版)は、これまでも修正を重ねており、直近では、令和
4年5月に東京都が「首都直下地震等による東京の被害想定」の新たな被害想
定を公表したことや、社会情勢の変化を踏まえ、令和5年9月に、大幅な見直
しを行いました。
*すでに独自の避難所運営マニュアルを作成している避難所は
よりよい運営に向けての参考として、また、課題となっている事項の解決の
一助として、この令和5年修正のマニュアル(標準版)をご参照ください。
*現在、独自の運営マニュアルの作成に取り組んでいる避難所は
・これからの作成作業の一助として、この令和5年修正のマニュアル(標準版)
をご活用ください。
・なお、これから新たに独自のマニュアルを策定する場合は、避難所運営組織
の構成や資料部分の空欄をうめることで独自のマニュアルを完成させてくだ
さい。また、各地域の実情にあわせて各項目等の加除訂正を行ってください。
<解説版、別冊について>
7
p.9
本マニュアル(標準版)は、避難所の開設・運営の手順等を中心に説明して
います。その詳細や、説明しきれない事項について、より詳しく解説した「解
説版」を作成しています。また、別冊資料をご用意しています。これらの資料
についてもご参照ください。
被災者支援にあたっての区の取り組み方針 (要旨)
●区は、すべての被災者が必要とする支援を受け、復旧・復興に向けて
力強く歩んでいけるように、広く被災者支援の充実に取り組みます。
●被災者の権利と支援活動の最低基準を定めたスフィア基準及び「世田
谷区多様性を認め合い男女共同参画と多文化共生を推進する条例」の
基本理念を被災者支援の基本的な考え方に据え、この理解が被災者支
援に活かされるよう、区は様々な課題に取り組みます。
●区は、避難所運営組織と協働して避難所の開設・運営にあたるととも
に、重要な役割を担う避難所運営組織への支援を一層強化し、指定避
難所が被災者を必要な支援につなげる場として機能するために、関係
機関、関係者、地域の方々による避難所運営への参加の輪を広げてい
きます。
★全文は解説版をご参照ください。
8
p.10
2 本マニュアルで扱う避難所(震災時の指定避難所)
本マニュアルで扱う避難所は、震災時の指定避難所となります。
令和8年8月1日から震度6弱以上に変更
(1)開設
・避難所は、震度5弱以上の地震が発生した場合に、被害の発生状況や、避難所となる
施設の安全確認などのうえ開設を決定します。
⇒避難所開設準備の必要性の判断(16ページ~)
・区内の区立小・中学校と、その他の区の施設に開設します。区内ではこの指定避難所
として 95か所が指定されています。
(2)運営
・指定避難所は、避難者と避難所運営委員会が協力して「避難所運営組織」※1を組織し、
避難者も参加して運営を行います※2。
※1 避難所運営組織…⇒12ページ参照
※2 指定避難所の運営にあたり、区は、平時より本庁、総合支所、まちづくりセン
ターが連携し、避難所運営訓練等を通じて地域の実情に即した運用のサポートな
どに取り組みます。
また、ボランティア・NPOによる避難所運営支援や、避難者自身による避難
所運営促進に向け、助け合い意識の向上や防災活動への参加促進のための広報活
動等や、在宅避難の促進に向けた施策に取り組みます。
(3)避難者の受け入れについて
発災直後に、危険回避のために一時的に集合して様子をみる場所として「一時集合所」
があります。また、火災の延焼などにより自宅、一時集合所が危険な状態となった場合
に避難する場所として「広域避難場所」があります。
指定避難所は、一時集合所・広域避難場所に避難した後、火災や家屋の倒壊により自
宅での居住継続が困難な場合、または二次災害を受ける可能性のある場合に一時的に受
け入れ、保護するための施設です。⇒震災時、避難はこうする(11ページ)
<参考>災害対策基本法 第四十九条の七(指定避難所の指定)抜粋
市町村長は、想定 される災害の状況、人口の状況その他の状況を勘案し、災害
が発生した場合における適切な避難所(避難のための立退きを行つた居住者、滞
在者その他の者(以下「居住者等」という。)を避難のために必要な間滞在さ
せ、又は自ら居住の場所を確保することが困難な被災した住民(以下「被災住
民」という。)その他の被災者を一時的に滞在させるための施設をいう。以下同
じ。)の確保を図るため、政令で定める基準に適合する公共施設その他の施設を
指定避難所として指定しなければならない。
9
p.11
(4)避難者数の想定
・東京都は、令和4年5月に約10年ぶりに「首都直下地震等による東京の被害想定」
の新たな被害想定を公表しました。
・この被害想定に基づいた区における避難所への避難者数として、次のように想定され
ています。
「首都直下地震等による東京の被害想定」に基づく区の避難所への避難者数の想定
(全区の推計・令和 4 年 9 月時点の推計値)
避難生活者等 発災1日後 4日~1週間後 1か月後
避難生活者数 177,989 252,337 174,580
うち避難所への避難者数 151,290 168,224 52,374
参考:平成24年被害想定に基づく
157,553 (想定なし) (想定なし)
避難所への避難者数
<参考> 「首都直下地震等による東京の被害想定」の経緯
① 平成24年~平成25年
都は、東日本大震災を踏まえ、平成24年に「首都直下地震等による東京の被害想
定」を公表。また、平成25年には、「南海トラフ巨大地震等による東京の被害想定」
を策定・公表。
② 令和4年5月
・前回の被害想定の策定から約10年が経過し、この間の住宅の耐震化や不燃化対策
の進展、高齢化や単身世帯の増加など都内人口構造の変化、平成28年の熊本地震
をはじめとする全国各地で大規模地震が発生したこと等により最新の知見が蓄積さ
れたこと等を受け、都は新たな被害想定を公表。
・区は、都の新たな被害想定を踏まえ、区の避難所への避難者数などを公表。
【5月時点想定】
発災1日後 214,487人、4日~1週間後 169,066人、1か月後 75,702人
③ 令和4年9月
都より、時系列ごとの建物被害や断水率等に基づく避難生活者の想定人数や、令和
3年に実施した都民アンケートに基づく避難所避難者数の推計値などが提供されたこ
とを受け、区は、改めて区の被害想定の概要等を公表(上表の数字)。
10
p.12
3 震災時、避難はこうする(震災時区民行動マニュアルより)
地震が発生したら、区民や事業所等で協力して出火防止、初期消火に全力を尽くすことが
重要です。しかし、火災の拡大をくい止めることができなかった場合など延焼範囲が拡大
し、生命に危険がせまった時には避難を行います。
(1)避難する時
① 区や防災関係機関から避難指示があった時
② 避難指示がなくても、防災区民組織などが避難の必要があると判断した時や、自主
的に避難の必要があると判断した時
③ 周辺地域に火災が発生し、延焼の危険がある時
※ 地震が発生したからといってただちに避難するというものではありません。しか
し、必要な時はいつでも避難できるように、準備をしておきましょう。
(2)避難方法
基本的には下記の手順で避難します。
※高齢者等避難や避難指示に基づく避難、自主避難のいずれの場合もこの手順で避難しま
す。
11
p.13
Ⅱ 避難所運営組織の構成
■避難所運営本部組織
・指定避難所は、避難者と避難所運営委員会が協力して「避難所運営組織」を組織し、避難
者も参加して運営を行います。
・避難所運営の本部組織として、一般的には下図のような構成が考えられます。
・避難所運営は、避難者にも参加してもらいますが、本部各担当の責任者及び主な構成員に
ついては、避難所運営委員会のメンバーからあらかじめ決めておきましょう。
・本部各担当の責任者及び主な構成員については、女性の参画を促すなど、多様な視点を取
り入れるための工夫に努めましょう。
≪例≫
避難所運営本部長
○○○○
○○地域本部
(総合支所)
※統括責任者
○○拠点隊 避難所
(まちづくりセンター)
運営本部会議
総務・情報担当 避難所担当 救護・衛生担当 各
班
長
担当責任者 担当責任者 担当責任者
○○町会 ○○○○ △△の会 ○○○○ PTA ○○○○
担当員 担当員 担当員
△△の会 ○○○○ PTA ○○○○ NPO ○○○○
NPO ○○○○ ☆サークル ○○○ ○商店街 ○○○○
PTA ○○○○ ○○町会 ○○○○ ○○町会 ○○○○
<学>避難所運営支援班 <学>避難所運営支援班 <学>避難所運営支援班
教諭 ○○○○ 教諭 ○○○○ 教諭 ○○○○
教諭 ○○○○ 教諭 ○○○○ 教諭 ○○○○
12
区(災害対策本部)
災対物資管理部、
災対区民支援部、
災対清掃部 など
※非常配備態勢とし、
物資供給、安否情報収
集、ごみ・し尿の処理
など避難所運営を支援
避難所の運営支援
給食・物資担当
担当責任者
A班
○商店街 ○○○○
B班
C班
担当員
・
☆サークル ○○○
・
○商店街 ○○○○
・
PTA ○○○○
<学>避難所運営支援班
教諭 ○○○○
教諭 ○○○○
避 難 者
p.14
■避難所運営本部各担当の責任者及び主な構成員をあらかじめ決めるにあたっては、円滑な
避難所運営のために構成員は複数決めておくことが望ましいでしょう。
組 織 責 任 者 構 成 員 (学校災害対策本部の避難所運営支援班を含む)
総務・情報
担当
避難所
担当 別紙「北沢中学校避難所
運営本部組織及び構成員」参照
給食・物資
担当
救護・衛生
担当
〈参考〉学校災害対策本部の構成
本部長
避難誘導班 班長: 班員:
救助班 班長: 班員:
消火・巡視班 班長: 班員:
救護班 班長: 班員:
非常持出班 班長: 班員:
情報連絡班 班長: 班員:
総務班・応急教育班 班長: 班員:
避難所運営支援班 班長: 班員:
※学校災害対策本部…学校では、校長を本部長とし、児童・生徒の安全確保を図るため、
災害時における学校災害対策本部の組織を定めています。各学校災害対策本部は、避難
所の運営の支援・協力をすることとされています。
<避難所を開設したら>
・各担当責任者や各担当員については、女性の参画を促すなど、多様な視点を取り入れるた
めの工夫を行う(各担当責任者や各担当員に、女性が少なくとも3割以上は参画すること
が望ましい)。
・特定の活動(例えば、食事作りやその後の片付け、清掃等)が性別や年齢等により役割を
固定化しないよう配慮する。
・避難所運営の実務を担う人は、避難者(在宅避難者も含む)の中からも選出するものと
し、避難所運営委員などの自主防災組織の役員に偏らないようにする。
・避難所は様々な人が生活する場所のため、避難所運営には、子どもや高齢者、障害者、性
的マイノリティの方、外国人等の意見を取り入れ、必要な場合は、避難所運営本部会議に
参加してもらう。
13
p.15
第1章 地震発生直後(開設・受入)
14
p.16
Ⅰ 避難所開設準備の必要性の判断 .............................................. 16
1 避難所運営本部の自動参集................................................................ 16
2 避難所開設準備の必要性の判断 ............................................................ 17
Ⅱ 避難所の開設準備 .......................................................... 20
1-1 避難所【校門】の開門(平日の日中の場合) ............................................ 20
1-2 避難所【校門】の開門(休日・夜間) .................................................. 23
2 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への状況報告(開設準備の報告) ...................... 25
3 校内施設の安全点検と応急措置の実施 ...................................................... 26
4 避難者への協力の呼びかけ................................................................ 30
5 トイレの準備 ........................................................................... 31
6 避難所区分の明示 ....................................................................... 33
7 受付時備品の用意 ....................................................................... 35
8 放送設備でのアナウンス.................................................................. 36
9 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)との連絡手段の確認と状況報告 ........................ 37
Ⅲ 避難者の受け入れ .......................................................... 38
1 避難者の誘導と部屋割 ................................................................... 38
2 避難者カードの保管 ..................................................................... 41
3-1 救護スペースの設置と応急救護 ........................................................ 42
3-2 医療救護所の設置支援(医療救護所設置校の場合) ...................................... 43
4 避難者受入状況報告と提供用情報交換 ...................................................... 44
5 案内受付等の設置・避難者への情報提供 .................................................... 45
6 避難者が受け入れ限度を超えた場合の措置 .................................................. 46
7 避難所運営本部の組織化と避難所運営本部会議の開催 ........................................ 48
8 水・食料の提供 ......................................................................... 50
15
p.17
Ⅰ 避難所開設準備の必要性の判断
1 避難所運営本部の自動参集
□ 震度5弱以上の地震発生
□ラジオ・インターネットなどで震度等、地震について情報収集
<震度5弱以上の地震発生>
・区では区内で震度5弱以上の地震が発生した場合、非常配備態勢に移行し、
各部及び地域本部拠点隊(まちづくりセンター)などに職員が参集します。
□ 家族や自宅の安全確保
□自身に怪我はないか
□家族に怪我はないか
□自宅は安全か
<安全確保>
・地震はいつ、どこで起きるかわかりません。
平常時に具体的にイメージしておくことが大変重要です。
□ 近隣住民の安全確保(緊急性を要する場合)
□近隣に、助けを必要としている人がいないか
<救出・救護活動>
・建物の倒壊などにより、瓦礫の下敷きになっている人がいるなど緊急時に
は、救出活動を優先してください。
<近隣の高齢者等の安否確認>
・自身や家族の安全を最優先としたうえで、近隣の高齢者等で避難に不安があ
る方などがいる場合、適宜声掛けを行います(無事の確認、火の始末の呼び
かけなど)
□ 避難所への参集
□避難所の運営や避難所生活に必要な物品を携帯しているか
□近隣の被害状況(火災や建物の倒壊、道路状況等)を確認しながら参集
<避難所への参集>
・家族や自宅の安全確保、近隣住民の安全確保などのあと、避難所に参集して
ください。
・参集にあたっては倒壊した家屋やがけ崩れなどに注意をしてください。
・避難所運営に必要な物品(町会ジャンパーなど)を持参してください。
・夜間などの参集に備えて、懐中電灯などをご用意ください。
・参集は、徒歩で行ってください。
16
p.18
2 避難所開設準備の必要性の判断
□ 避難所運営本部参集及び参集確認
□避難所運営本部参集
参集場所(学校に人がいるとき) 北斗館 昇降口(校庭側)
参集場所(学校に人がいないとき) 北斗館 昇降口(校庭側)
※参集場所は、学校敷地内に立ち入りできない場合も想定して決めてお
きましょう
□避難所運営本部参集確認
□本部長が参集していない場合は本部長代理を選出
本部長代理: 第 1順位 副本部長、第 2順位 各班責任者
※本部長代理の選出について、平常時に検討しておきましょう
(例)第1順位・副本部長、第2順位・各班責任者、第3順位・構成員
17
p.19
□ 避難所開設準備の判断
※ここでは、避難所の開設準備を進めるかについての判断となります。
最終的な避難所の開設の判断は、施設の安全点検のうえで行います。
□周辺の概ねの被害状況を確認
⇒「解説版」17ページ参照
□集まってきた避難者数の人数規模などの状況を把握
□開設の協議・判断
□区および学校と協議できる場合(平日昼間を想定)
*地域本部拠点隊(まちづくりセンター)、学校災害対策本部(施
設)と協議し、開設準備の判断をする
*地域本部拠点隊(まちづくりセンター)と協議できない場合は、
地域本部(総合支所)と協議を行う
□通信環境等の影響等により区と協議できないとき(平日昼間を想定)
*学校災害対策本部(施設)と協議し、開設準備の判断をする
□区や学校と協議できないとき(休日・夜間を想定)
*避難所運営本部で協議し、開設準備の判断をする※
地域本部拠点隊 北沢まちづくりセンター 電話 03-5478-8020
地域本部 北沢総合支所 電話 03-5478-8028
※区や学校と協議できず、避難所運営本部で協議し、開設準備の判断をする場
合の判断の目安(被害の程度は「気象庁震度階級関連解説表」より)
震度 想定される被害(木造建築(住宅)) 開設の
階級 必要性
耐震性が高い 耐震性が低い
(概ね1982年以降) (概ね1981年以前)
5弱 — 壁などに軽微なひび割れ・亀 非常に低い
裂がみられることがある。
5強 — 壁などにひび割れ・亀裂がみ 低い
られることがある。
6弱 壁などに軽微なひび割れ・亀 壁などに大きなひび割れ・亀 高い
裂がみられることがある。 裂が入ることがある。
瓦が落下したり、建物が傾い
たりすることがある。
倒れるものもある。
6強 壁などにひび割れ・亀裂がみ 壁などに大きなひび割れ・亀 非常に高い
られることがある。 裂が入るものが多くなる。
傾くものや、倒れるものが多
くなる。
7 壁などにひび割れ・亀裂が多 傾くものや、倒れるものがさ 非常に高い
くなる。 らに多くなる。
まれに傾くことがある。
18
p.20
□ 避難所の開設準備を行う場合
⇒20ページ「Ⅱ 避難所の開設準備」の手順で開設準備を進める
□ 避難所を開設しない場合
□校門に掲示をする
例「避難所は開設していません。」
19
p.21
Ⅱ 避難所の開設準備
1-1 避難所【校門】の開門(平日の日中の場合)
□ 初動ボックスの取り出し(平日の日中の場合)
※区の用意する初動ボックスを導入している避難所のみの扱いとなります
□安全に注意しながら初動ボックスの保管場所へ行く(必ず二人以上で行動)
□初動ボックスを取り出し、中身を確認
*初動ボックスの保管場所は、避難所運営委員の全員にあらかじめ知ら
せておく
□ボックス内のヘルメット、ベストを着用
□状況に応じて貼り紙を校門等の出入口に掲示
【避難所運営委員会のスタッフ向け】
例:参集場所として申し合わせた場所に、施設の状況確認を行っているこ
となどの連絡事項を掲示
【近隣住民向け】
例:「安全確認のため、施設の点検中です。指示があるまで施設には入ら
ないでください。」など
□ 学校・施設の状況確認(平日の日中の場合)
□現在、施設にいる学校(施設)職員の概ねの人数を把握 人
*学校災害対策本部の態勢や、開設準備等にあたり不明な点などを相談
できる職員がいるかを把握する
□学校(施設)に児童・生徒や施設利用者がいるか、職員による避難誘導が行
われているかなど、状況を把握する
*児童・生徒・施設利用者の避難誘導が行われている場合や、待機のた
めに校舎・校庭・体育館が使用されている場合は、児童・生徒・施設
利用者の安全確保を優先し、避難誘導の妨げにならないように以降の
作業を行う
□校庭の安全確認
*担当:学校災害対策本部(消火・巡視班)または施設管理者
□校庭の地面の亀裂の有無の確認
□校庭に面する校舎の倒壊の有無の確認
□校舎での火災の有無の確認
□学校周辺の火災の有無の確認
20
p.22
□ 避難所【校門】の開門(平日の日中の場合)
□学校の開門
*担当:学校災害対策本部(避難所運営支援班)または施設管理者
開ける門 北門・東門
□校庭への誘導
*担当:学校災害対策本部(避難所運営支援班)または施設管理者
□待機指示(校内安全確認終了まで)
※雨天の場合に待機する場所も想定しておく
*担当:学校災害対策本部(避難所運営支援班)または施設管理者
*町会等の避難誘導担当者は誘導・指示に協力
□防災区民組織への連絡協力依頼
⇒100ページ「資料15」参照
⇒「解説版」7ページ参照
※防災区民組織…災害から地域社会を守るために、区民が町会・自治
会・商店街等を母体として自主的に結成した組織。災害時には、救
出・救護活動、初期消火活動や避難誘導等を行う。
<誘導の際の注意事項>
・校庭内は、原則、車両の乗り入れを禁止とする
・事前に、町会等の避難誘導担当を把握しておく
・帰宅困難者が避難してきた場合、原則として近隣の一時滞在施設等へ案内す
る ⇒「解説版」94ページ参照
・(避難者に対し、自宅に戻る場合の注意事項として)通電火災防止のため、
自宅のブレーカーを落としておくよう呼びかける。
21
p.23
□ 校庭での負傷者の応急救護
□校庭での負傷者の確認
□避難者に呼びかけ、医療関係者がいる場合は協力を求める
□避難所に備蓄している避難所用応急救急セットの用意
保管場所 防災倉庫
担架の保管場所 保健室、防災倉庫(担架付きリヤカー)
救護場所 保健室
*医療救護所設置校には、避難所運営用倉庫内に医療テントと医
療救護所用災害医療セットが備蓄されている(本校が医療救護
所設置校であるか確認する)。
⇒「解説版」42ページ参照
*医療救護所未設置校については、保健室の利用等を検討する。
□応急救護を行う。
*処置と対応について ⇒「解説版」43ページ参照
□重傷者など応急救護で対応できない場合、病院への搬送を消防機関(119
番)へ依頼する。
※119番がつながらない場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)へ搬送を要請する。区は、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)→地域本部→災対本部(災対統括部)を通じ、消防へ緊急搬送の
要請を行います。
22
p.24
1-2 避難所【校門】の開門(休日・夜間)
□ 学校への入校(休日・夜間の場合)
□鍵保管者への連絡
*鍵保管者連絡先 ⇒100ページ「資料15」参照
*校門の鍵の保管者は、原則、校舎の鍵も保管する。
*鍵の保管者は、できるだけ、学校に近い人を決めた方がよい。
□入場する門 北門・東門
□開門方法 各町会長が所持している鍵で開ける
*鍵の開け方について事前に施設と確認をしておく
*機械警備の場合は、停電した場合の警備システムの解除についても事
前に確認をしておく
□ 初動ボックスの取り出し(休日・夜間の場合)
※初動ボックスを導入している避難所のみの扱いとなります
□初動ボックスの保管場所(防災倉庫)の鍵を取り出す
鍵保管場所:北斗館昇降口(校庭側)キーBOX
□安全に注意しながら初動ボックスの保管場所へ行く(必ず二人以上で行動)
□初動ボックスを取り出し、中身を確認
*初動ボックスの保管場所は、避難所運営委員の全員にあらかじめ知ら
せておく
□ボックス内のヘルメット、ベストを着用
□状況に応じて貼り紙を校門等の出入口に掲示
【避難所運営委員会のスタッフ向け】
例:参集場所として申し合わせた場所に、施設の状況確認を行っているこ
となどの連絡事項を掲示
【近隣住民向け】
例:「安全確認のため、施設の点検中です。指示があるまで施設には入ら
ないでください。」など
23
p.25
□ 照明の確保(休日・夜間の場合)
□夜間で停電となっている場合、備蓄品の発電機と投光器を用意し、開設準備
作業に必要な照明を確保する
□ 避難所【校門】の開門(休日・夜間の場合)
□集合している防災区民組織や関係者等の人数を把握 人
□開設準備等にあたり作業を手伝える地域の区民防災組織のメンバーが
いるかなどを把握する。
□学校(施設)職員が参集してきた場合は、建物・設備の安全確認、避
難所を開設することを伝える。また、施設や設備について不明な点な
どを相談できる学校(施設)職員がいるかなどについて把握する。
□校庭の安全確認
□校庭の地面の亀裂の有無
□校庭に面する校舎の倒壊の有無
□校舎での火災の有無
□学校周辺の火災の有無
□校庭への誘導
□防災区民組織への連絡協力依頼
□安全確認、受け入れ準備要員を確保する(避難所担当が中心に実施)
*防災区民組織メンバーに校舎内の安全確認、校舎内の受け入れ
準備への協力を依頼し、役割等を確認する(クイックマニュア
ルの活用など)
⇒100ページ「資料15」参照
⇒「解説版」7ページ参照
<誘導の際の注意事項>
・校庭内は、原則、車両の乗り入れを禁止とする
・事前に、町会等の避難誘導担当を把握しておく
・帰宅困難者が避難してきた場合、原則として近隣の一時滞在施設等へ案内す
る ⇒「解説版」94ページ参照
・(避難者に対し、自宅に戻る場合の注意事項として)通電火災防止のため、
自宅のブレーカーを落としておくよう呼びかける。
□ 校庭での負傷者の応急救護(休日・夜間の場合)
1-1 避難所【校門】の開門(平日)と同様
24
p.26
2 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への状況報告(開設準備の報告)
□ 状況報告(第1報)
□電話または防災無線により、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)に避難
所施設等の状況を報告
□学校(施設)に入り、これから開設準備を始めること
□避難所運営委員会(避難所運営組織)のメンバーの参集状況
□学校(施設)職員の参集・活動状況
□児童、生徒、施設利用者の避難状況
□避難所の建物被害と避難所使用施設等の状況
□避難所周辺の道路・市街地の被害状況
※被害状況は把握できている範囲で構わない。
地域本部拠点隊 北沢まちづくりセンター
電話 03-5478-8020
FAX 03-5478-8025
その他(無線番号等) 無線番号:311
※電話・防災無線が不通の場合には、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)へ連絡員を直接派遣して、上記の報告を行う。
25
p.27
3 校内施設の安全点検と応急措置の実施
避難所安全確認チェックシート(令和5年度から新たに導入・標準版81ページ「資料
5」参照)に沿って、点検を実施します。
◎この安全点検は、避難所を迅速に開設するために、暫定的な初期診断として行うもので
あり、調査者に何らかの責任を負わせるものではありません。
◎本来、避難所を開設するにあたっては、応急危険度判定員により、当該施設の安全性を
確認することとなっていますが、応急危険度判定員が被災等により判定活動ができない
又は判定が避難所の開設に間に合わない等の状況も想定されます。
◎ここでお示しする点検作業は、このような場合に、避難所を迅速に開設するために、暫
定的に安全性を確認するために実施するものとなります。
◎点検の実施にあたっては、集まっている避難者に対し、「応急危険度判定員」の資格を
持つ方がいるか呼びかけ、協力してもらうことも考えられます。
⇒チェックシートによる確認を行うまでもなく、避難所となる建物が一見して危険と
判断できる場合は、建物には入らず、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ連
絡し、必要な指示を受けてください。
⇒チェックシートで「使用不可」とされる破損箇所が発見された場合は、直ちに当該
建物から退去し、ほかの委員にも即時退去するように伝えてください。また、その
旨を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)に連絡してください。
※状況を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)→地域本部→災対本部(災対統括部)
へ伝達し、必要な対応を検討・指示します。
26
p.28
□ 避難者向けのアナウンス
<放送設備でのアナウンスの主な担当> 総務・情報担当
□校内放送設備の作動確認(テスト放送)
※停電等で放送設備使用不能な場合は、ワイヤレスアンプ、マイクセット、トラ
ンジスタ・メガホン等を使用
保管場所: 防災倉庫(トランジスタ・メガホン)
□避難者が多く集まっている場合、放送により、安全点検の実施中であることの
周知と、自宅が無事であれば自宅で過ごすよう協力を促す。
【例】①「こちらは、北沢中学校 避難所です。ただいま、校内の安全点検を行
っています。建物の安全点検が終わるまで、いましばらくお待ちくだ
さい」
②「なお、こちらは、自宅が火事や倒壊などの被害を受け、一時的に過ご
す場所を必要とする方のための避難所です。自宅の建物が安全であれ
ば、通電火災防止のため、自宅のブレーカーを落として、自宅で過ご
すようにお願いします。」
※その他、⇒「解説版」29ページのチラシに記載の注意事項を参考に、帰
宅する際の注意事項を呼びかける。
27
p.29
□ 建物の安全点検・応急措置の実施
□避難所安全確認チェックシート・校内配置図があることを確認
*初動ボックスを導入している避難所の場合は、ボックス内にこれらがある
ことを確認する
□点検・応急措置に必要な物品の調達 担当 避難所担当
必要物品は、避難所運営用倉庫等に初動ボックスとまとめて保管しておく
※保管場所 防災倉庫
各教室の鍵 北斗館昇降口 ヘルメット 初動ボックス
懐中電灯,ロープ 初動ボックス 表示板 初動ボックス
校内配置図 初動ボックス 養生テープ 初動ボックス
※初動ボックス内の物で足りない場合は、防災倉庫・北斗館ミ
ーティングルームに保管してある物を使用
□集まっている避難者に対し、「応急危険度判定員」の資格を持つ方がいるか呼び
かけ、協力してもらう
□校内施設安全点検の実施
避難所安全確認チェックシートに沿って、点検を実施する。点検箇所は、校
内配置図で確認をしながら行う
⇒81ページ「資料5」参照
※区は、令和6年度以降、各避難所の特性に応じた建物カルテの作成に取り
組んでいきます。完成次第、避難所運営委員会にお知らせいたします。
校内安全点検の主な実施担当班
[平日]
・学校災害対策本部(消火・巡視班、避難所運営支援班)
・避難所運営組織の総務・情報担当、避難所担当等も応援
[休日・夜間]
・総務・情報担当、避難所担当等
※担当にかかわらず、参集したメンバーで手分けして行う
なお、必ず二人以上で行動し、ヘルメット、ベストを着用する
点検の際には、懐中電灯、鍵、ロープ、校内配置図、「立ち入り禁止」等掲
示用物品、ガムテープ等を携行する
□応急措置の実施(可能な範囲で) 担当 避難所担当
※詳細は避難所安全確認チェックシート参照
※音楽準備室、視聴覚室隣の
□危険箇所の立ち入り禁止表示 準備室(内倉庫)は使用可能。
□避難所スペースとして開放しない部屋の施錠、「立入禁止」表示
□校長室 □職員室 □事務室 □主事室 □放送室 □印刷室 □小会議室 □パソコンルーム
□北校舎更衣室 □給食搬出口 □図書室 □学級教室 □給食室 □おおぐま学級 □おおぐま職員室 □体育教官室
□地域学校連携室 □第1美術室 □理科室 □音楽室 □すまいるルーム □第2技術室 □資料室・準備室 □物品庫
□防災倉庫以外の倉庫
28
p.30
□ 設備の点検・応急措置の実施
【注意】建物の点検と同時並行で行うが、建物の危険が発見された場合は、設
備の点検は中断し、当該建物から速やかに退去する。
□校内安全点検表があることを確認
□設備の安全点検の実施
*校内安全点検表に沿って、手分けをして点検を実施する。点検箇所
は、校内配置図で確認をしながら行う
⇒87ページ「資料6」参照
*必ず二人以上で行動、ヘルメット、ベストを着用
*点検の際には、懐中電灯、鍵、ロープ、校内配置図、「立ち入り禁
止」等掲示用物品、ガムテープ等を携行する
□応急措置の実施(可能な範囲で) 担当 避難所担当
⇒87ページ「資料6」参照
□ 点検結果の集約
□建物・設備の点検結果を集約し、「使用不可」にあたる破損箇所が発見され
た場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)に連絡する
*この場合、他の避難所への避難者の誘導や、予備避難所の開設などが
考えられる。状況を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)→地域本
部→災対本部(災対統括部)へ伝達し、必要な対応を検討のうえ折り
返しご連絡します。
□ 避難所を開設しない場合
□校門に掲示をする
例「避難所は開設していません。」
29
p.31
4 避難者への協力の呼びかけ
□ 避難者向けのアナウンス
□校内放送設備、ワイヤレスアンプ、マイクセット、トランジスタ・メガホン
等を使用し、避難者へ開設準備への協力の呼びかけと、在宅避難の促しのア
ナウンスを行う。
【例】①「こちらは、 北沢中学校 避難所です。ただいま、避難所の開
設準備を行っています。今しばらくお待ちください。なお、開
設準備に協力いただける方は、『北斗館校庭側の昇降口』にお
集まりください。」
②「なお、準備が整うまで、建物には入らずに『校庭』でお待ちく
ださい。負傷された方、体調が悪い方は、『_北斗館 1階受付
_(屋根のある安全なスペース等)』までお越しください。」
③「あわせてお知らせします。この避難所は、自宅が火事や倒壊な
どの被害を受け、一時的に過ごす場所を必要とする方のための
避難所です。自宅の建物が安全であれば、通電火災防止のた
め、自宅のブレーカーを落として、自宅で過ごすようにお願い
します。」
□状況に応じて、協力者に手伝ってもらうなどしながら、集まった避難者に在
宅避難の促しのチラシ(⇒「解説版」29ページ)を配布する。
□あとから集まる避難者に、定期的に同様のアナウンスを行う。
30
p.32
5 トイレの準備
□ 既設トイレの安全確認と使用可否の判断
<使用する既設トイレ>※1次開放時
□ 北斗館 地下・1階・2階 □ 3号館 1階
□ 北校舎 1階 □
□既設トイレの使用を一時中止し、トイレの水洗用水道を止水する
□トイレの止水栓の位置
ない。下記「止水弁」参照
□個々の便器に止水栓がない場合は、建物の受水槽にある「止水弁」で
水を止める(建物全体の水を止める)⇒「解説版」79ページ参照
□既設トイレの室内を確認(落下物等による危険がないか、便器が使用可能な
状態であるか)
□危険な状態である場合は、既設トイレは「使用禁止」とし、代替とし
てマンホールトイレを設置・使用する
□危険がない場合は、下水管の状況がわかるまでの間、既設トイレは水
を流さず、携帯トイレを使用するための「個室」とする
※感染症陽性者や感染の疑いがある方の専用トイレを設ける
□排便収納袋・携帯トイレを用意
備蓄場所 防 災 倉 庫 備蓄数(あらかじめ把握)3000個
□あらかじめ決めておいた汚物ごみの集積所の準備
集積所 校庭 鉄棒付近
バケツなどの蓋付き容器で保管し、清潔に保つ
□手洗い場への石けん・手指消毒液の設置
□感染症対策ポスター等の掲示
※あわせてマンホールトイレを設置する
□既設トイレに水(上水道が止まっているときはプールの水など)を流し、便
器の水が流れるか確認する
□(下の階がある場合)上の階で流した水が排水管から漏れていないか、下の
階の便器からあふれていないかなど、可能な範囲で異常がないか確認する
□汚水ますの中を見て、水が流れていることを確認する
□既設トイレに異常がある場合、水を流さず、携帯トイレを使用するた
めの「個室」とする
□異常がない場合、既設トイレを通常通り使用する(上水道が使えない
場合はプールの水等を水洗用水とする)
ポリバケツ保管場所 防災倉庫
※下水管からの水漏れや詰まりなど異常が見られた場合は、ただちに既
設トイレの使用を中止する
※下水道局が管轄する公共の下水管が破損したことにより一帯のトイレ
が使用できない状態となった場合は、災対本部(災対統括部)から該
当する地域の避難所へ連絡する。その場合は、既設トイレ・マンホー
ルトイレは使用せず、携帯トイレを使用する
31
p.33
□ マンホールトイレの準備
□マンホールトイレの設置
保管場所 防災倉庫
※マンホールトイレのテント・便座等は各避難所に5~10セット配備
□下水道のつまりを防ぐため、一定時間ごとに水を流す
※井戸等で、水を溜めてから使用する
※1日1~2回程度(約 500人使用ごとが目安です)水を流す
※貯留弁を開け、一気に排水する。下水道管が空になったら貯留弁を閉
める
※詰まるとバキュームカーによる汲み取りが必要となり、処理されるま
で使えなくなる。維持・管理の徹底が重要であることに留意する
※マンホールトイレのビニール製のスリーブを清掃できるようにバケツ
やペットボトルで水を用意しておく
※利用の際はトイレットペーパー以外のものは捨てないように注意を促
す(トイレットペーパーの多量使用は控えるように併せて注意喚起す
る)
※感染症陽性者や感染の疑いがある方の専用トイレを設ける
※その他注意事項等について⇒「解説版」25ページ参照
32
p.34
6 避難所区分の明示
・避難者が多く、ひとり当たりの区画の設定が困難な場合を想定し、あらかじめ初動期のレ
イアウトの工夫についても検討しておきましょう。⇒「解説版」14ページ参照
・なお、初動期のレイアウトの工夫を行った場合でも、以降の流れはマニュアル記載の通り
となります。
□ 避難所区分の明示
□あらかじめ定めたとおり、各スペースの設置を行う
⇒79ページ「資料4」学校配置図・避難所レイアウト(自校配置図)を参照
□案内・受付スペース
□情報提供コーナー
□一般避難者滞在スペース
□要配慮者滞在スペース
□母子(妊婦・乳児)スペース
□救護スペース
□子ども用スペース
□更衣室
□休養スペース
□洗濯場、物干し場
□咳や発熱等の有症状者のスペース
□施設案内、立入禁止区域等の案内を掲示する(事前に作成し保管しておく)
*掲示物の保管場所 防災倉庫 初動ボックス内
*案内等の掲示物は、校舎出入口付近などに掲示する。
掲示場所の一覧は、⇒79ページ「資料4」の学校配置図・避難所レ
イアウト(自校配置図)より作成しておく。
*「施設案内、立入禁止区域等の案内」掲示用の学校図面(できれば拡
大図)の原図を事前に準備しておくとよい。
□校門に「北沢中学校学校避難所」の看板を掲示する
(事前に作成し保管しておく)
保管場所 防災倉庫
掲示場所 北門
33
p.35
□ 各滞在スペースの設定
□各滞在スペースの設定
*使用する教室の広さをあらかじめ把握し、それぞれのスペースで受け
入れられる人数を想定しておく。
※実測等により、設置できる世帯スペースの数と、それに基づく受け入
れ可能人数が把握できている場合はその人数を計画上の人数とする
※暫定的に、計算上の受け入れ可能人数を試算する場合は、避難所受入
基準(3.3㎡当たり2名)に従い試算する。
<試算の例>
1)避難者の居室スペースとして予定している体育館、教室等のうち、実
際に使用できると見込まれる面積 合計2,400㎡【A】
2)設置できる世帯スペースの数
1世帯あたりの必要スペース3.3㎡で算出
A(2,400㎡)÷3.3㎡=727世帯【B】
3)世帯人数を2人と仮定 B(727世帯)× 2人
=受け入れられる人数 1,454人
□母子(妊婦・乳児)スペース、更衣室、洗濯場、物干し場等では、プライバ
シーを確保できる仕切りなどの工夫を行う。
【ブルーシートを使った仕切りの例】
34
p.36
7 受付時備品の用意
□ 受付、避難者カード記入用台の準備
<受入時備品の用意の主な担当> 総務・情報担当
□受付、避難者カード記入用台の準備(79ページ「資料4」学校配置図・避
難所レイアウト(自校配置図)参照)
机、椅子の必要台数: 避難者の人数によって臨機応変に対応
調達場所: 視聴覚室及び多目的室
□テント 保管場所: 配備無し(R6.11/15時点)
□筆記用具 保管場所: 北斗館 ミーティングルーム、防災倉庫
⇒「解説版」9~33ページ参照
□ 必要備品の準備
<必要備品の準備の主な担当> 避難所担当、給食・物資担当
※備蓄がない場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ支援を要請す
る。
□非接触型体温計 保管場所:内倉庫(視聴覚準備室隣)
□手指用アルコール消毒液 保管場所:内倉庫(視聴覚準備室隣)
※感染症対策セット内から準備する
□配布物の準備 保管場所:北斗館 ミーティングルーム
□靴用のビニール袋(レジ袋)
□「避難者のみなさまへ」
□「避難所での過ごし方」
□「避難者のみなさまへ(今後の避難所の運営について)」※
※初動期のレイアウトの工夫をする場合のみ
⇒「解説版」9~33ページ参照
□咳や発熱がある方は受付で申し出るよう注意を促す案内を掲示
□ブルーシート等(適宜)
□聴覚障害者支援コーナーのぼり旗
※手話通訳者派遣該当避難所の場合のみ⇒「解説版」50ページ参照
□毛布の準備 など
35
p.37
8 放送設備でのアナウンス
□ 放送設備でのアナウンス
<放送設備でのアナウンスの主な担当> 総務・情報担当
□校内放送設備、ワイヤレスアンプ、マイクセット、トランジスタ・メガホン
等を使用して、学校周辺に集まっている避難者へ受入前の重要事項を伝達
□受入時の注意点(避難者カードの記入、受入場所等)
□障害者、高齢者、乳幼児等の要配慮者を優先して入場させることにつ
いての説明
□在宅避難可能者への協力呼びかけ
<放送の例>
① 「ただいまより、北沢中学校避難所の受付を開始します。自宅が被災し、避
難所を利用する方は『北斗館校庭側の入口』で避難者カードを記入して下さ
い。入場後、運営要員の指示に従って避難所運営に協力して下さい。なお、
入場は、障害者、高齢者、乳幼児等の要配慮者を優先とさせていただきま
す。」
②「咳や発熱等の症状がある人は、受付で必ず申し出てください。」
③「あわせてお知らせします。この避難所は、自宅が火事や倒壊などの被害を
受け、一時的に過ごす場所を必要とする方のための避難所です。自宅の建
物が安全であれば、通電火災防止のため、自宅のブレーカーを落として、
自宅で過ごすようにお願いします。」
□あとから集まる避難者に、定期的に同様のアナウンスを行う。
36
p.38
9 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)との連絡手段の確認と状況報告
□ 連絡手段の確保と状況報告
□有線電話・防災無線のほかの連絡手段の動作確認
□有線電話の通信確認
□FAXの作動確認
□防災無線の作動確認
□特設公衆電話の動作確認
※訓練の際に、これらの機器の操作方法について確認をしておく。
※有線電話・防災無線が不通の場合には、地域本部拠点隊(まちづくりセ
ンター)へ連絡員を直接派遣して報告を行う
□地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への報告
□学校(施設)職員の参集・活動状況
□児童・生徒・施設利用者の避難状況
□避難所の状況
□校庭避難者数(概ねの人数)
□把握できた要配慮者の人数(障害者、高齢者、乳幼児、外国人
等)※概数でよい
□負傷者数
□当面の必要物資の概数
□避難所施設の被害状況の報告
□建物被害と避難所使用施設等の状況
□ライフライン被害状況と現地での復旧見込み
*関係機関より、避難所運営組織に対してライフラインの
被害状況や、現地での復旧見込みなどの情報提供があっ
た場合のみ。メンバーと共有するとともに地域本部拠点
隊(まちづくりセンター)に報告する
□受水槽、非常電源等の設備の状況
*受水槽、非常電源等の設備が使用可能であるかについて
報告する
報告先:地域本部拠点隊 北沢まちづくりセンター
電話 03-5478-8020
FAX 03-5478-8025
その他(無線番号等)無線番号:311
37
p.39
Ⅲ 避難者の受け入れ
1 避難者の誘導と部屋割
□ 避難者の受付への誘導と部屋割
<避難者の誘導と部屋割の主な担当> 避難所担当、総務・情報担当
*滞在スペースの割り当て後は、避難所運営本部の組織化(⇒48ペー
ジ)も考慮して、グループ化を行う
□滞在スペースの通路の確保
□受付への誘導
□避難者のとりまとめ
*受付~滞在スペースへの誘導時の混乱を避けるため 世帯 単位で
まとめる
(例:地区(住所)単位、家族単位)
<取りまとめ事項>
□割り振り単位毎の人数概要把握
□要配慮者数、状況の把握
□仮の割り振り単位代表者の指名
□滞在スペースの割り当て
*避難者のとりまとめ単位にあわせて滞在スペースを割り当てる
<滞在者スペース解放優先順位>
・児童、生徒の在校時には、学校災害対策本部(本部長(校長)、避難所
運営支援班)の指示に従う。
・休日・夜間については、開放優先順位をあらかじめ定める。
→P.73 学校配置図の「1次~3次」のとおり
各学校の現状にあわせた優先順位を決めておく。
例)・体育館(1次開放エリア)
・○年○組から○年○組(2次開放エリア)
・○年○組から○年○組(3次開放エリア)
38
p.40
□ 避難者カードの記入
□世帯別に避難者カードを記入してもらう。
*要配慮者については、別途その状況も記録する(世帯別の避難者カード
のほか要配慮者避難者カード(個人別)も記入してもらう)。
*要配慮者、負傷者については状況に応じて簡易に確認し、後日詳細に
記録を行うなどの配慮をする。
*生命にかかわる持病があるなどの申し出があった場合には、持病の概
要を聞き取り、至急地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ報告す
る。
□靴袋用のビニール袋(レジ袋)を渡す。
□ペット同行者は、避難所ペット登録カードを記入してもらう。
□ ペット同行者のペット置き場への誘導
□ペット同行者の誘導
□受け入れ条件を飼い主に説明し、承諾を得て、専用スペース(飼育場
所)へ案内する。
□ペットキャリーにはナンバーを付けて管理する
<受け入れ条件>
・受入れるペットは、犬・猫等の小動物であること
・ペットのケージ等は、飼主が持参すること
・飼主が責任を持って飼育すること
・ペットは専用スペースで飼育し、避難者の滞在スペースには持ち込
めないこと(飼い主とペットは分離されること)
*ペット同行者については ⇒「解説版」58ページ参照
39
p.41
□ 要配慮者の専用スペースへの誘導
□要配慮者は、それぞれの専用スペースへ誘導する
□聴覚障害の方
□避難者に呼びかけ、手話ができ、避難者とのやり取りを手伝ってくれ
る人を募る
□「手話通訳者派遣該当避難所」である場合…手話通訳者の派遣を求め
られた場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ手話通訳者
派遣を要請する
手話通訳者派遣該当避難所(11校)
桜小学校 駒繫小学校 明正小学校 玉川中学校
代沢小学校 九品仏小学校 希望丘小学校 用賀中学校
駒沢小学校 烏山小学校 松沢中学校
□「手話通訳者派遣該当避難所」以外の避難所…手話通訳についてお尋
ねがあった場合は、手話通訳者派遣該当避難所を案内する
□要介護者
□避難者に呼びかけて介護ボランティアを募り、避難者が協力して支援
を行う
□避難所での生活が困難な場合、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)へ福祉避難所への移送の要請を行う
□外国人
□避難者に呼びかけ、外国語を理解でき、避難者とのやり取りを手伝っ
てくれる人を募る
□避難者が理解できる外国語や、やさしい日本語など、外国人にとって
もわかりやすい言葉を使いながら情報提供を行う。また、絵や写真の
掲示、ピクトグラム、コミュニケーション支援ボードを活用するな
ど、多様な手段で情報提供を行う
□必要に応じて、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ通訳の要請
を行う
□女性・子ども
□必要に応じて次のスペースがあることを周知・案内する
*女性用更衣室 *キッズスペース(子どもの遊び場)
*授乳室 *母子(妊婦・乳児)のスペース
□性的マイノリティの方
□性別を問わないトイレがあることなどを周知する
□同性カップルについても異性カップルや他の家族世帯と公平に支援を
提供することを支援者間で確認をする
□補助犬
□補助犬(盲導犬、介助犬及び聴導犬など、身体に障害がある人の生活
を助ける犬)と同行する飼主のための専用スペースへ誘導する
⇒「解説版」51ページ参照
40
p.42
2 避難者カードの保管
□ 避難者カードの保管
□避難者カードは、個人情報保護の観点から、あらかじめ任命した総務・情報
担当の担当者がカードの整理・保管、人数の把握と安否確認の問い合わせに
対応する。
□避難者カードは、鍵のかかる場所などで厳重に保管する。
□避難者カードは整理し、人数の集計・状況把握を行う。
担当 総務・情報担当
※整理の例
・避難者カード…町・丁目・世帯主の氏名の 50音順
・要配慮者避難者カード(個人別)…氏名の 50音順
・避難所ペット登録カード…飼い主の氏名の 50音順
※【重要】ただし、「安否の問合せに対する回答」欄が「否」となっている方
については、DV・ストーカー被害者の方など、安否の問合せに対する回答に
配慮が必要な場合がある。「否」となっている方については、家族を名乗る
者などからの安否確認等であってもカードを見せたり、避難所にいることを
伝えたりしない(自治体職員、警察、消防等行政機関を除く)。
⇒「解説版」20ページ参照
41
p.43
3-1 救護スペースの設置と応急救護
□ 救護スペースの設置と応急救護
<主な担当> 救護・衛生担当、学校災害対策本部救護班
・救護スペースでは、簡単なケガ等の救護を行う。
・応急救護を受けた場合でも、医師の診察を受ける(病院または医療救護所)
□避難者に呼びかけ、医療関係者がいる場合は協力を求める
□救護スペースの確保
救護スペース設置場所 保健室
□避難所用応急救急セットの確保
応急救急セットの保管場所 防災倉庫
担架の保管場所 防災倉庫
*保健室が使用可能な場合は、保健室を利用する。使用不可の場合の代替
場所も検討する。
*区内全校に、避難所用応急救急セットが配付されている。
*保健室の担架の利用を検討する。
*事前に近隣の診療所等を確認しておく P.99 医療関連連絡先参照
□救護スペースへの負傷者の誘導
□応急救護を行う。⇒「解説版」43ページ参照
□重傷者など応急救護で対応できない場合は、病院への搬送を消防機関(119
番)へ依頼する。
※119番がつながらない場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)へ搬送を要請する。区は、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)→地域本部→災対本部(災対統括部)を通じ、消防へ緊急搬送の
要請を行います。
42
p.44
3-2 医療救護所の設置支援(医療救護所設置校の場合)
□ 医療救護所設置校の確認
□本校は、医療救護所未設置校かどうか確認しておく
⇒「解説版」42ページ参照
□ 医療救護所の設置支援(医療救護所設置校の場合)
<主な担当> 救護・衛生担当、学校災害対策本部救護班
*医療救護所は、区との協定に基づき医師会等から派遣される医師等により構
成される「医療救護班等」※により運用される。「医療救護班等」は、医療救
護班(医師)、歯科医療救護班、薬剤師班、柔道整復師班により構成される
*避難者・避難所運営組織は、医療救護所の設置のためのスペース確保等に協
力するとともに、「医療救護班等」の到着後は、その指示に従い、医療救護
所の支援を行う。
□医療救護所のスペース確保
医療救護所設置場所
*あらかじめ保健室利用等を検討する。保健室が使用不可になっている
場合は他の教室を確保する
*校舎が使用不能の場合は、避難所運営用倉庫にある救護用テントを使
用する
□医療救護所で使用する災害医療セットなどの物資の準備の支援
保管場所
*医療救護所用災害医療セットは、避難所運営用倉庫に保管されている
*保健室の担架利用等を検討する
*一部の避難所運営用倉庫には、担架が保管されている
担架 有 無
□医療救護所への負傷者の誘導
担架の保管場所
□医療救護所で対応できない重傷者などがいた場合は、医療救護所の医師等の
指示に従い、病院への搬送を消防機関(119 番)へ依頼する。
*119番がつながらない場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)へ搬送を要請する。区は、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)→地域本部→災対本部(災対統括部)を通じ、消防へ緊急搬送の
要請を行います。
※医療救護所の設置までの間は、可能な範囲で、避難者・避難所運営組
織による応急救護を行う ⇒「解説版」43ページ参照
また、「医療救護班等」が到着せず、救護所が立ち上がらないという
事態となった際には、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ報告
をする。区(災対本部)は、「医療救護班等」の状況の確認や、それ
に代わる関係機関による設置などの調整を行う。
43
p.45
4 避難者受入状況報告と提供用情報交換
□ 避難者受入状況の報告
<避難者受入状況の報告の主な担当班> 総務・情報担当
□避難者カードによる人員の集計経過の報告
報告先:地域本部拠点隊 北沢まちづくりセンター
電話 03-5478-8020
その他(無線番号等)無線番号:311
<報告内容>
□避難所受入人数
□要配慮者・ペットの受入人数
□負傷者受入人数(医療救護所設置校の場合は医療救護所での負傷者受付数)
※要配慮者の情報など、必要に応じて避難者カードをFAXで送信する
(通信状況により FAX 送信ができない場合は口頭で報告)
□避難者への提供用情報の入手
(地域本部拠点隊(まちづくりセンター)等から提供を受けた情報を、避難
者へ情報提供コーナーの掲示板を使うなどにより周知する)
□地震情報
□〇〇地域被害情報
□火災情報
□ライフライン被害状況
□道路交通情報
□ライフライン復旧状況
□気象情報
□安否情報(可能であれば)
44
p.46
5 案内受付等の設置・避難者への情報提供
□ 案内受付等の設置
<案内受付等の設置の主な担当> 総務・情報担当
□初期受入終了後の受付の設置
設置場所 北斗館 1階
*全国各地からの支援物資が避難所に届いた以降は、在宅避難者への支
援物資の配給も行う。在宅避難者の配給開始以降は、配給とその他の
受付を分けるなど、対応しやすいように調整する
□受付業務の継続(受付係人数の調整)
*避難者向けの掲示…後から来た避難者でもわかるように受付場所を示
す掲示をしておく
*受付当番向けの掲示…必要に応じて、受付係の当番表や、当番間の連
絡事項などを掲示しておく
掲示場所 北斗館 1階
□避難者への情報提供
□情報提供コーナー(掲示板)設置場所
北斗館 1階
*避難者が避難所に入り、滞在場所に向かう廊下に設置するなど
あらかじめ決めておく
例)○年○組から○年○組間の廊下の壁、体育館の出入口付近
の壁等
□情報の区分ごとに掲示するスペースを区切るなどの工夫をする
例)情報の区分の例
・区からのお知らせ関連
・在宅避難者向けの情報
・その他、避難所運営に関する避難者への周知・呼びかけ
など
例)工夫の事例…区からの情報など、在宅避難者やボランティ
アも必要とする情報は出入口近くに掲示する
□避難者への案内・相談コーナーの設置
□案内・相談コーナーの設置場所
北斗館 1階 受付横
*受付の横等にあらかじめ指定しておく
※情報提供は、現在の状況や見通しがわかることで避難者の気持ちの安定効果
をねらう
※情報の伝達ルート ⇒56ページ「避難者への情報提供」参照
45
p.47
6 避難者が受け入れ限度を超えた場合の措置
□ 一時的な避難のための避難者が多く詰めかけたとき(発災直後を想定)
□危険回避のために、近隣の避難者が一時的に集合し様子をみる場合は、グラ
ウンドなど集合した人々の安全が確保されるような場所で受けいれる(一時
集合所となっている学校のみ)
*周辺に火災などが発生している場合は広域避難場所まで避難するよう
アナウンスを行う。
□近隣で火災が発生したことにより、広域避難場所として避難してきた住民に
ついては、校庭など安全な場所で受け入れる(広域避難場所となっている学
校のみ)
□火災等による危険がなく、単に多くの住民が集まったような場合は、在宅避
難のアナウンスを行う。
□校庭等もふくめ、敷地内に人が入ることが危険な状態である場合(物
理的に入場が不可能な場合、将棋倒しなどの恐れがある場合)は、出
入口で入場を制限する
*区の指示により、これ以上の入場は危険であるため、入場を制限して
いることを説明
□人が詰めかけたことにより危険な状態となっている場合や、トラブルが発生
し混乱している場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ連絡する
*区は、状況を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)→地域本部→災
対本部(災対統括部)へ伝達し、警察官の派遣など対応を調整する
46
p.48
□ 避難生活者が受入限度を超えた場合の措置
<避難生活者が受入限度を超えた場合の措置の主な担当> 総務・情報担当
□受入限度人員数の算出
計画上の人数 1655 人
*あらかじめ受け入れられる人数の目途を試算しておく(再掲)
※実測等により、設置できる世帯スペースの数と、それに基づく受け入
れ可能人数が把握できている場合はその人数を計画上の人数とする
※暫定的に、計算上の受け入れ可能人数を試算する場合は、避難所受入
基準(3.3㎡当たり2名)に従い試算する。
<試算の例> ※再掲
1) 避難者の居室スペースとして予定している体育館、教室等のう
ち実際に使用できると見込まれる面積 合計2,400㎡【A】
2)設置できる世帯スペースの数
1世帯あたりの必要スペース3.3㎡で算出
A(2,400㎡)÷3.3㎡=727世帯【B】
3) 世帯人数を2人と仮定 B(727世帯)× 2人
=受け入れられる人数 1,454人
□地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への連絡と受入施設情報照会
□避難者カードによる避難者数が、受け入れ限度人数(計画上の人数)
を上回っている場合は、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へそ
のことを報告し、その後の区の指示を待つ
*この場合、他の避難所への避難者の誘導や、予備避難所の開設などが
考えられる。状況を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)→地域本
部→災対本部(災対統括部)へ伝達し、必要な対応を検討のうえ折り
返しご連絡します。
□避難者への説明
□区の指示により、避難生活者の受け入れ限度を超えているため、受け
入れはお待ちいただくこと、近隣の避難所の空き情報があれば掲示板
等でお知らせすることを説明
<以降、想定される作業> ※折り返しの連絡でお伝えする指示に基づく
□空き避難所の情報の提示(近隣の空き避難所・予備避難所への誘導)
掲示場所 校門
□周辺地図等での誘導
周辺地図保管場所 防災倉庫
47
p.49
7 避難所運営本部の組織化と避難所運営本部会議の開催
□ 避難所運営本部の組織化(発災からおおむね3日目を目途)
・本部長、各担当責任者については、あらかじめ選出しておく。状況に応じて
それぞれの役割の欠員の補充を行う。
・各担当責任者や各担当員については、女性の参画を促すなど、多様な視点を
取り入れるための工夫を行う(各担当責任者や各担当員に、女性が少なくと
も3割以上は参画することが望ましい)。
・特定の活動(例えば、食事作りやその後片付け、清掃等)が性別や年齢等に
より役割を固定化しないよう配慮する。
・避難所運営の実務を担う人は、避難所運営委員のみでなく、避難者(在宅避
難者も含む)の中からも選出する。
・避難所は様々な人が生活する場所のため、避難所運営には、子どもや高齢
者、障害者、外国人等の配慮が必要な方の意見を取り入れ、必要な場合は、
避難所運営本部会議に参加してもらう。
□避難所運営本部長
本部長
□各担当責任者の選出
総務・情報担当責任者 別 紙 「 北 沢 中 学 校 避 難 所
避難所担当責任者 運 営 本 部 組 織 及 び 構 成 員 」 参 照
給食・物資担当責任者
救護・衛生担当責任者
□各担当員の確保
・各担当員の必要人数を把握し、避難者の中で活動可能な者を集める。
・役割は「第2章 避難所開設後(運営・管理)~各担当の役割~」参照
□役割の引き継ぎ確認
□居室別の班長の決定
・居室ごとに居住者の意向を考慮して決定する。
・体育館等の場合は、30~50 人程度に班分けし、班長を決定する。また、
班長は各班男女一名ずつ決定する。
・居室別班長は、居室内の意見取りまとめ、本部への伝達、本部からの情報
を班員に共有する役割を担う。あくまで運営は避難者全員で行う。
□
48
p.50
□ 避難所運営本部会議の開催
・本部長、各担当責任者、居室別班長、学校災害対策本部長(学校長)等で構
成。
構成員は、あらかじめ定めておくとよい。
・会議は最低、1日1回は開くようにする。
・その他必要に応じて臨時に会議を開催する。
□運営本部会議構成員の決定
□会議開催回数の決定
□協議事項の決定
(例:各種の当番、要配慮者への配慮事項、避難者数に応じたスペースの割り
振りの見直しなど)
49
p.51
8 水・食料の提供
□ 水の確保・避難者への提供
□飲料水の確保
□避難所運営用倉庫に備蓄してある応急給水資機材(スタンドパイプ)
をセットする
□受水槽の貯水(槽内部の水)を使用する
□給水栓・スタンドパイプの破損や、受水槽の水が取り出せない場合に
ついては、備蓄しているリヤカー・ポリタンクを使用し、近くの給水
拠点から水を運搬する(給水拠点の開設を地域本部拠点隊(まちづく
りセンター)に確認する)
※備蓄品のペットボトルの水は調理用、乳幼児用として提供し、一般の
避難者には配らない。ただし体調不良者がいる場合や、応急給水・受
水槽の水が使用できないなど、緊急の場合はペットボトルを活用する
(この場合は近くの給水拠点から水を運搬する体制をとるとともに、
ペットボトルの補充等を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)に要
請する)。
□生活用水の確保
□既設トイレを流すことなどに使用する生活用水は、プールの水やマン
ホールトイレ用井戸水を使用
※校内の上水道設備が可能な場合でも、下水道が使用不可の場合はトイ
レに水を流さない(止水する)
□ 食料の避難者への提供
□避難者への食料の提供は、トイレや水の提供ができる状況となり、落ち着いてから
行う(ボイル器を使わずに食べられるビスケット等から先に配給する)
※水・食料の配給 ⇒67ページ「物資の配給」参照
50
p.52
第2章 避難所開設後(運営・管理)
~各担当の役割~
Ⅰ 総務・情報担当 ............................................................ 52
1 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への運営状況の報告 .................................... 52
2 避難所の被害調査と復旧対策 .............................................................. 54
3 避難者カードの整理・管理................................................................ 55
4 避難者への情報提供 ..................................................................... 56
5 応急教育・学校再開の準備(学校) ........................................................ 57
Ⅱ 避難所担当 ................................................................ 58
1 避難所内の環境整備 ..................................................................... 58
2 生活ルールづくり ....................................................................... 60
3 防火・防犯対策 ......................................................................... 61
4 ボランティアとの連携 ................................................................... 62
Ⅲ 給食・物資担当 ............................................................ 63
1 必要物資の確認・要請・運搬 .............................................................. 63
2 食料、飲料水、生活必需品等救援物資の手配 ................................................ 66
3 物資の配給 ............................................................................. 67
4 炊き出し等の食料配付体制の組織化 ........................................................ 69
Ⅳ 救護・衛生担当 ............................................................ 70
1 避難所の衛生管理 ....................................................................... 70
2 トイレの衛生管理 ....................................................................... 72
3 医療救護班の支援(医療救護所設置校) .................................................... 72
4 避難者の不安除去 ....................................................................... 72
【補足】在宅避難の促しのための工夫について .................................... 73
51
p.53
Ⅰ 総務・情報担当
1 地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への運営状況の報告
□ 【定時報告】地域本部拠点隊(まちづくりセンター)への運営状況の報告
・定時報告の報告時間については、区(地域本部又は拠点隊(まちづくりセン
ター))からの指示による。
<報告先>
地域本部拠点隊 北沢まちづくりセンター
電話 03-5478-8020 その他(無線番号等)無線番号:311
<拠点隊が連絡不能な場合>
地域本部 北沢総合支所
電話 03-5478-8028 その他(無線番号等) 無線番号:301
□避難者受入状況等の報告
□避難者受入数、構成の把握
□要配慮者・ペットの受入状況
情報入手先:避難者カード管理者 総務・情報担当(責任者)
□避難所の受入の余力
(2日目以降)
□避難者の自宅復帰、疎開、仮設住宅等への移動状況
情報入手先:避難者カード管理者 総務・情報担当(責任者)
□新規避難者受入状況
□食料、飲料水、その他生活必需品の確保、配給状況の報告
□備蓄物資の状況
□必要物資の要望
情報入手先:給食・物資担当 (責任者)
□咳や発熱等の有症状者専用スペースの受け入れ人数や、要配慮者の状
況に応じてのテントや間仕切り等の配送要請
□医療救護に関する報告
□(医療救護所設置校)医療救護所の設置、医療救護班の参集状況
情報入手先:
□不足医薬品、医療資機材等医療応援要請
□負傷者に施した医療救護行為
□避難所の被害報告
□ライフラインの被害状況
□構造物・避難所施設内の損傷とその程度
情報入手先:校内施設点検者 総務・情報担当(責任者)
52
p.54
□ 支援要請等
□救援物資等の要望
⇒63ページ「必要物資の確認・要請・運搬」
66ページ「食料、飲料水、生活必需品等救援物資の手配」
91ページ「資料8」物資配送依頼票
□ボランティアの派遣依頼
・ボランティアの派遣依頼は、避難所となる学校の敷地内に設置されるボ
ランティア受付窓口(サテライト)に対し行う。
・なお、区外ボランティアの受入は、発災後4日目以降に行うことを基本
としている。発災から3日間は区民の助け合いで乗り切る必要があるこ
とから、避難者にも避難所運営への協力を求める必要がある。
⇒62ページ「ボランティアとの連携」参照
53
p.55
2 避難所の被害調査と復旧対策
□ 避難所の被害調査と復旧対策
□校内安全点検
*学校災害対策本部と避難所運営本部が協力して行う。
*建物の安全点検・応急措置の実施と内容は重複するが、明るい時間帯
に、改めて見落としがないか点検を行う。
避難所安全確認チェックシートの保管場所 初動ボックス
□校内安全点検の実施
校内施設点検者: 避難所担当
□応急措置の実施(可能な範囲で)
※詳細は校内施設安全点検チェック表参照
□ヘルメットの着用
□懐中電灯、鍵、ロープ、校内配置図、「立ち入り禁止」等掲示用物品
の携行
<保管場所>
・ヘルメット:防災倉庫 ・懐中電灯:防災倉庫
・鍵:北斗館キーボックス ・ロープ:防災倉庫
・校内配置図: 初動ボックス
・「立ち入り禁止」等掲示用物品: 初動ボックス
□各管理室、理科室、家庭科室、給食室等の優先的巡回
□破損、ひび割れガラスの補修(ケガに注意し、ガムテープ等で補修で
きる範囲の補修を行う)
□書棚、ロッカー等の安定化措置(傾いたものをそれ以上倒れないよう
に立て直す、不安定な場合倒れないように縄でくくるなど)
□エレベーターの使用禁止表示
□下水道の機能確認(下の階に水漏れしていないか、異臭はしていない
かなどを確認)
□破損物の除去による通路の確保
□ガスの対応
必要に応じて、ライフライン事業者へ直接連絡
□電気の対応
⇒「解説版」7ページ参照
□上水道の対応
□使用不能箇所・危険箇所を発見したときの対応
□学校災害対策本部(学校・施設)を通じて区(災害対策本部、地域本
部拠点隊(まちづくりセンター))と応急措置等の対応を協議する。
□大規模な改修を要するときは学校災害対策本部(学校・施設)と協議
54
p.56
3 避難者カードの整理・管理
□ 避難者カードの整理・管理
⇒41ページ「避難者カードの保管」参照
⇒「解説版」19ページ参照
避難者カード管理者(総務・情報担当) (責任者)
<帳票一覧>
帳 票 名 保 管 場 所
避難者カード(世帯別) ミーティングルーム
要配慮者カード(個人用) ミーティングルーム
ペット登録カード ミーティングルーム
※避難者カードの整理・管理は、個人情報保護のため避難者カード管理
者に限定し、鍵のかかる場所などで厳重に保管する。
□避難者カードの整理・更新
受付の設置場所
□避難者カードの保管 北斗館1階
□避難者数、構成の集計
□避難者の退所入所状況等の集計
55
p.57
4 避難者への情報提供
□ 避難者への情報提供
地域本部拠点隊(まちづくりセンター)等、関係機関から情報を収集。
⇒「解説版」92ページ参照
区(災害対策本部・地域本部拠点隊(まちづくりセンター))からの情報は、
防災行政無線を通じて行われることが多いので、各校に設置された屋内個別受
信機(防災行政無線)の音量を上げておく。
●情報の伝達ルート(例)
区 災害対策本部
ラジオ・テレビの情報 避難者の安否確認
拠点隊(まちづくりセンター)
情報・広報の担当
情報の整理・確認
医療機関
避難者
医療救護所
※デマ情報には、十分注意する。
□情報の収集 □災害情報
□被害情報 □区内の医療救護所の設置状況
□聴覚障害者支援コーナーの設置状況 □家族・親類の安否確認
□遺体受入の状況 □罹災証明書申請受付、発行
□公共交通の復旧 □ライフラインの復旧状況
□仮設住宅申し込み □相談窓口の情報
□避難所内での衛生指導事項 □避難所内での保健指導事項
□生活必需品供給予定 □避難者の要望・依頼等方法
□ 情報掲示コーナーの管理
□情報掲示コーナーの管理
掲示板保管場所 北斗館 1階
⇒45ページ「案内受付等の設置・避難者への情報提供」参照
□聴覚障害者支援コーナーの設置(手話通訳者派遣該当避難所の場合のみ)
のぼり保管場所
56
p.58
5 応急教育・学校再開の準備(学校)
□ 応急教育・学校再開の準備(学校)
総務・情報担当班は、学校に協力する。
□区からの依頼に基づき、避難者に対して、住宅の応急修理や仮設住宅等の住
まいの選択肢、ライフラインの復旧目安について周知する
□区が行う避難者の退所にあたっての意向調査を協力して実施する
□授業再開に必要な教室の安全確認や、区から派遣する専門家による校舎等の
建物の安全点検を補助する
□区による避難者等に対する応急教育・学校再開や、避難所の統廃合・避難場
所の移動についての説明に協力する
57
p.59
Ⅱ 避難所担当
1 避難所内の環境整備
□ 生活環境の整備
□各共用スペースの確保
□更衣室(男女に配慮)の確保
□授乳場所の確保
□ごみ集積所の確保
□炊き出しなどの調理スペースの確保
□洗濯場、物干し場の確保(男女に配慮)
□喫煙場所の確保(分煙の徹底、受動喫煙防止に配慮)
□面会場所の設定
□その他共用スペースの設定
<各共用スペースの確保の配慮事項>
・各共用スペースについては、あらかじめ、検討しておくとよい。
・着替え場所や授乳場所の確保にあたっては、避難所に配備してい
る多目的テント(プライベートルーム)を使用する。
・多目的テントの使用にあたっては、男性用、女性用など用途を明
確にする。
□照明の確保
発電機、投光器等保管場所 防災倉庫
<発電機・照明の確保>
・避難所運営用倉庫には、発電機、投光器が備蓄されている。
・発電機の使用方法 ⇒「解説版」75ページ参照
□冷暖房の確保(施設の空調設備等の使用)
□土足禁止区域等の指定
58
p.60
□ 部屋の割り振りと移動
□避難者の状況を見ながら、避難所の生活スペースの整えや、整理・縮小方針
を決定
<配慮事項>
・日常の近隣関係への配慮
・プライバシーの確保
・境界の明確化
※初動期に簡易的なレイアウトとしていた場合、在宅避難が可能な方々が
ある程度自宅に戻った段階で、標準的なレイアウトに移行する
⇒「解説版」11ページ参照
※その他、区(災害対策本部)より、避難所閉鎖に向けて整理・縮小の指
示が出される
⇒57ページ「応急教育・学校再開の準備」、「解説版」71 ページ参照
□部屋の割り振り・移動を指示
□居室別班長の再決定(従前の班長の退所、居室の組み換えを行うなどした場
合)
□ボード板や段ボール等を用いた滞在スペースの再レイアウト(世帯ごとの個
別ブース設置のための紙管間仕切りやテント、段ボールベッドが搬入され次
第、各区画を順次個別ブース化していく)
<配慮事項>
・世帯を単位とする
・通路には居室が必ず面するようにする
□ 幅広いニーズの把握
□プライバシーを確保できる相談・打合せスペースの確保
□幅広いニーズ集約の工夫
・意見箱やニーズを書くホワイトボードなどを置く
□避難者等から、在宅避難をしている要配慮者の情報が寄せられるなどした場
合は、必要に応じて関係機関に情報共有をする。
<情報共有先>
・民生委員・児童委員
・社会福祉協議会
・ボランティア 等
59
p.61
2 生活ルールづくり
□ 避難者の運営参加と当番の割り振り
□生活ルールの周知
□あらかじめ作成した生活ルール表を掲示板や各部屋、共有部分に掲示
する。
*生活ルール表 ⇒「解説版」28ページ参照
*あらかじめ定めがないルールについては、避難所運営本部会議
で定める。
□当番の割り当て ⇒「解説版」27ページ参照
※当番は特定の班や性別に偏らないようにする(ただし、要配慮者や体調の悪
い人には配慮する)
□清掃当番の割り当て
□電話の取り次ぎ当番の割り当て
□郵便物・宅配便の郵便管理者の割り当て(区は、避難所の開設情報を
郵便局等に提供し、郵便物や宅配便が届くようにするなどの連携を図
ることとしています)
□洗濯場、物干し場の利用者の順番割り当て
□避難者による運営への参加が滞る場合などの対応
*状況を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)に報告
地域本部拠点隊(まちづくりセンター)→地域本部→災対本部(災対統括
部)へ伝達し、ボランティア、NPO、他自治体からの派遣職員などを活
用して避難所運営組織の負担が続くことのないように配慮するほか、避難
者の運営参加を区としても呼び掛けるなどの支援を行う
60
p.62
3 防火・防犯対策
□ 防火対策
担当:避難所担当
□避難者が持ち込んだストーブ、電気毛布、カセットコンロ等の発熱機器の使
用にあたり、火災防止のための注意喚起を行う
・使用場所の管理
・安全管理の徹底
・カセットコンロ等の使用時間の限定
□ 防犯対策
□警備隊の組織
□夜間用出入口の設定
□女性、子どもなどへの犯罪防止
⇒「解説版」47ページ参照
61
p.63
4 ボランティアとの連携
□ ボランティア受入体制の整備
□避難所運営本部のボランティア担当者の任命
ボランティア担当者 総務・情報担当
□発災~3日間程度
□災害ボランティア依頼カード(⇒95ページ「資料12」)の準備
□ボランティア依頼カード提出箱を準備
※ボランティア担当者は、避難所の運営に関する課題(炊き出し、支
援物資の仕分けなど)についてサテライトに伝える。個人の要望(自
宅の片づけなど)は個別にサテライトで受付するため、ボランティア
依頼カード提出箱に次の内容を記載する。
この提出箱でとりまとめるのは、避難所内でのボランティア
活動を依頼するカードです。自宅での支援活動を依頼すると
きは、本人が依頼カードを直接サテライトに提出します。
□ボランティア受付窓口(サテライト)の開設支援
※ボランティアの要請は、避難所と同じ学校の敷地内に設置される
「サテライト」に対し行うため、可能な範囲でサテライト開設の支援
を行う。
サテライト設置場所 校庭(井の頭通り側)
□サテライト設置後(発災から概ね4日目以降)
□ボランティア担当者は、災害ボランティア依頼カードをとりまとめ・
提出(以降も継続)
□避難所運営本部会議へのボランティアコーディネーターの参加
※ボランティア担当者は、ボランティアへの依頼内容につきボランテ
ィアコーディネーターと協議
※避難所運営支援に割り当てられたボランティアは、避難所運営本部
の指示に従って活動する。
□被災動物ボランティアの受入
□被災動物ボランティア登録カードの確認
□飼い主グループとの協力等支援内容の指示
□必要な情報の提供
62
p.64
Ⅲ 給食・物資担当
1 必要物資の確認・要請・運搬
□ 概ね発災直後~5日間
※あらかじめ避難所運営用倉庫の備蓄物品を確認し、一覧表を用意しておく。
⇒90ページ「資料7」備蓄物品 参照
⇒「解説版」23ページ参照
□避難所運営用倉庫の備蓄物資の使用
□備蓄量の確認
□避難者数の確認(総務・情報担当に照会する)
□物資持ち寄りの呼びかけ
□発災直後は、備蓄の不足等も考えられるため、各避難者が持ち寄り、
持ち寄った物資を周囲の人と共有するよう呼びかける
63
p.65
□ 概ね発災翌日以降
□物資保管場所の確保
物資保管場所 第1技術室、防災倉庫、内倉庫(視聴覚準備室隣)
□(臨時の)物資受入・仕分け要員の確保
□保管物資の分類・仕分け
物資仕分け場所 北斗館と3号館の間(第1技術室横)
<送られた物資の仕分例>
男衣類 食料品 布団・毛布
② ③ ⑦
B
①
A ⑤ D E
C
⑥ ④
⑧
女衣類 子ども衣類・ベビー衣類 おむつ類 生活用品
物資の分類例 ⇒92ページ「資料9」参照
(仕分けの手順(例))
①搬入 ②送られた荷の解体 ③箱の中身を細分化
④細分化した箱を項目ごとに積み上げる
⑤解体後の空箱をたばねる
⑥不要な箱はごみとして外に搬出する
⑦細分化用の箱を作成し、上図Dに供給する。また、箱に分類項目を記
入する
⑧使える箱をリサイクルする
・物資保管場所・仕分け場所は、避難所担当と相談して決める。
・屋外を応急的な保管・仕分け場所とする場合、屋根のある場所か、雨に当た
らない工夫(シートの使用など)をする。
・食料の保管は、低温で清潔な場所(夏季で冷房が使えない場合は直射日光の
当たらない部屋等)の確保に努め、消費期限が見えるよう保管する。
64
p.66
□ 食料・物資管理表の作成
担当: 給食・物資担当
<食料・物資管理表記入項目>
□品目(物資コード、品名)
□(食品など)賞味期限、保管期限
□日付
□受領数
□払出数
□残数
□保管場所(担当)
65
p.67
2 食料、飲料水、生活必需品等救援物資の手配
□ 避難者の要望収集
<概ね発災翌日以降>
□物資担当による不足物資のとりまとめ
□物資ニーズ票の作成
*供給要請する物資とりまとめ様式 ⇒91ページ「資料8」参照
*物資ニーズの要請先:地域本部拠点隊(まちづくりセンター)
<必要な人にのみ配付する物資>
例 ・食べ物を噛むこと、飲み込むことに配慮が必要な高齢者等のた
めの食事
・体温調整が難しい障害者のための体温調整用の物資(使い捨て
カイロ、冷感シート等)など
□居室班長による要望のとりまとめ
□必要な人への直接配付(避難所内の配給については、居室ごとに行う)
*避難所内の配給については、居室ごとに行う。
※アレルギー対応等の特別物資や、要配慮者に必要な物資等は、別途とりま
とめたうえで地域本部に照会する。
※女性用品等の配慮が必要な物資は、女性が別途とりまとめるなどする。
66
p.68
3 物資の配給
□ 避難者に対する配給
□アレルギーの確認
□健康被害を起さないように「アレルギーのある方は申し出てくださ
い」などの表示をする(申し出があった場合は、原因食物を確認し、
避難者カードに記録)
・飲料水については、一人一日最低3リット
□配給量の確認 ルが目安(倉庫内の備蓄分は、調理用、乳
幼児用)
□配給予想量の確認
・必要に応じ、配給カード(⇒94ページ
□配給の実施
「資料11」参照)等を活用し、配給量の
□配給量の記録 記録や予想を行う。
<上水道が復旧するまでの間の水の確保> ※再掲
□飲料水の確保
□避難所運営用倉庫に備蓄してある応急給水資機材(スタンドパイプ)
をセットする
□受水槽の貯水(槽内部の水)を使用する
□給水栓・スタンドパイプの破損や、受水槽の水が取り出せない場合に
ついては、備蓄しているリヤカー・ポリタンクを使用し、近くの給水
拠点から水を運搬する
□生活用水の確保
□既設トイレを流すことなどに使用する生活用水は、プールの水やマン
ホールトイレ用井戸水を使用
※校内の上水道設備が可能な場合でも、下水道が使用不可の場合はトイ
レに水を流さない(止水する)
□ 避難者に対するスマートフォン等の充電の提供
□発電機等を活用し、スマートフォンの充電を必要とする避難者に提供する
□充電の提供にかかる受付など作業について、他の避難所運営にかかる業務と
同様に、避難者も含めて当番を割り振る
□提供の際は、地区内にある充電スポットや応急給水所を紹介するなどの情報
提供を行い、在宅避難への協力を促す
※充電スポット…令和5年度新設予定。区は、地震の発生から3日目以内を目
途に、地区会館・区民集会所の一部に充電スポットを設置する。発電機を使
い、在宅で人工呼吸器を使用している家庭の機器のバッテリーの充電や、ス
マートフォンの充電を提供する。⇒「解説版」61ページ参照
67
p.69
□ 在宅避難者への食料、物資の配給
※区では、在宅避難に備え、3日分以上、できれば1週間分の水・食料の備蓄
を推奨している。避難所で備蓄している食料等は、原則として避難所生活者
のためのものであるため、在宅避難者への物資提供は、全国各地からの支援
物資が避難所に届いた後に開始するものとする。
□配給対象者数の確認
□配給予想量の確認
□配給方法の広報
□各種広報手段を活用(学校前に掲示板を設置、町会・自治会メンバー
の協力等)
□配給の実施
□体制:日赤奉仕団、ボランティア、民間事業者や NPO 法人等の協力を
得て実施する
□配給の際には、在宅避難者に避難者カードを記入してもらう(取りに
来る都度書いてもらう)
□食品の配布にあたっては、アレルギーのある方が誤って食べられない
ものを受け取らないように注意を促す
□スマートフォンの充電を求める在宅避難者が来た場合は、可能な範囲で発電
機等により充電を提供する(充電を提供する場合は、避難者カードに記入し
てもらう)
*ただし、避難所の混雑状況や、燃料の備蓄状況により、避難所での対
応が困難な場合は、近くの充電スポットに案内する
*在宅で人工呼吸器を使用している方などから、人工呼吸器等の機器の
充電の相談が来た場合は優先的に充電を提供する
□生活相談など支援を求める相談が来た場合は、相談内容を聞き取り、避難者
カードの記入と相談事項をメモのうえ、地域本部拠点隊(まちづくりセンタ
ー)へ伝える
□配給量の記録
□要配慮者等への支援物資供給の協力・連携
※在宅避難中の要配慮者等に対し、国・都・区による支援のほか、地域
の助け合いとして町会・自治会等が物資を届ける活動などを行う場
合、避難所からも配布用の食料・水を供給するなどの連携を図る。
□ 在宅避難者の把握・協力要請
□在宅避難者の登録者数(避難者カードから把握)をとりまとめ、提出する
提出先:地域本部拠点隊(まちづくりセンター)
□物資の仕分け・配給時には、在宅避難者に事前に周知し、手伝ってもらう。
68
p.70
4 炊き出し等の食料配付体制の組織化
□ 炊き出し等の食料配付体制の組織化
□炊き出し班の編成
責任者 給食・物資担当(責任者)
*性別等により仕事が偏らないよう配慮する。
□炊き出し場所の確保
炊き出しの場所 調理室
*給食室や家庭科室、校庭等、安全に使用可能な場所を確保し炊き出し
を行う。
□調理道具の確保
*不足する場合、避難者に持ち寄りを呼びかける、地域の事業者に提供
を呼びかける など
□燃料(ガス等)の確保
□都市ガス等が使用不能の場合、避難所運営用倉庫の備蓄物資を確認
・ガスコンロ
・バーナー
・灯油など
□不足する場合は地域本部拠点隊(まちづくりセンター)に調達を要請する
⇒66ページ「食料、飲料水、生活必需品等救援物資の手配」参照
69
p.71
Ⅳ 救護・衛生担当
1 避難所の衛生管理
□ 感染予防対策
□消毒用アルコール、石鹸、うがい薬(ポビドンヨード液)等を設置
保管場所 内倉庫(視聴覚準備室)
不足した場合の連絡先:拠点隊(まちづくりセンター)
□手洗いの環境整備
□参考資料にある手洗いの方法を示したポスターを掲示して、正しい手
洗い方法がわかるようにする。
□手洗い用の水が確保できない場合は、消毒用アルコールを用意し、消
毒用アルコールを使って手洗いをするように貼り紙をする
□プールの水などをバケツで汲み置きし、トイレの流し用水とする場合
は、誤ってバケツの水で手洗いをしないように注意の貼り紙をする
□手を拭くタオルの共用はしない(共用のタオルは設置しない)
□居住スペースの衛生保持
□各世帯の居住スペースは、日に1回など定期的に清掃する
□風の流れができるように、2方向の窓を開放し、30分に一回以上、
数分間程度、窓を全開して換気する(窓が一つしかない場合は、ドア
を開ける。換気扇や扇風機を併用すると、換気の効果が向上する)
□ごみは居住スペースに溜め込まず、こまめに集積所に捨てる
□シートは、気候によりカビが発生する可能性があるので、定期的に清
掃するなどして注意する
□調理・食器洗い
□食器洗い用の水が確保できない場合、最初は使い捨ての紙食器を使
用、ラップをかぶせて使用するなど、食器の洗浄を省き衛生面を確保
する工夫をする
□体調の悪い人は、調理場に立ち入らないようにし、調理、盛り付け、
配膳なども行わないこととする
□衛生管理の呼びかけ、避難者の健康への配慮
□掲示物等で感染症、食中毒の防止を周知
□感染症、口腔健康管理、エコノミークラス症候群などの予防のため、
情報掲示や声かけを行う
⇒「解説版」35ページ参照
⇒101ページ「資料16」避難所掲示物一覧 参照
□体調を崩した避難者がいた場合は救護スペースへ案内する。感染症の
疑いがある場合、咳や発熱等の有症状者専用スペースに移動してもら
う
70
p.72
□ 衛生を考慮したごみ処理(分別処理)
□ごみ集積所の設置
・可燃ごみ(プラスチック製容器包装含む)
・資源 缶
びん
ペットボトル
段ボール
・不燃ごみ(陶器・金属など)
・汚物ごみ(携帯トイレ、使用済みおむつ、使用済み生理用品など)
□居住スペース内でのごみ箱の設置
*「可燃ごみ・不燃ごみ・缶・びん・ペットボトル・段ボール」に分別
*携帯トイレなどの汚物ごみは居住スペースには保管しない
□ごみ集積所の管理
*汚物ごみは、ごみ集積所でバケツなどの蓋付き容器で保管し、清潔を
保つ
*可燃ごみ(生ごみを含む)の保管にあたっては袋の破損等によるごみ
の散乱等がないようにするなど衛生面に配慮する
□ 衛生の日常品の配布
保管場所 防災倉庫
不足した場合の連絡先:拠点隊(まちづくりセンター)
<主な配布物>
□紙おむつ
□マスク
□ウェットティッシュ
□トイレットペーパー
□消臭剤
□生理用品(生理用品等の配布にあたっては、女性が行うように配慮す
る)
71
p.73
2 トイレの衛生管理
□ トイレ等の清掃・消毒
□校内のトイレ・マンホールトイレの清掃・消毒
*発災から3日間は避難者が多いことが想定されるため、1時間に1回
の頻度が望ましい。
⇒「解説版」26ページ、37ページ参照
⇒60ページ「生活ルールづくり」参照
□汚物集積所の管理
*清掃、整理等
3 医療救護班の支援(医療救護所設置校)
□ 医療救護班の支援
□給食・物資担当に医療救護班の人数を報告し、食料等の確保を要請
□その他、医療救護班の要請に基づく協力の実施
4 避難者の不安除去
□ 避難者の不安除去
□個別相談の実施
□対人関係トラブルの対応
□声かけなどの見守りの工夫
□物資を配布するとき等の目配り(一時的に乳幼児や要介護者の見守り
等の支援が必要でないかなどの視点)
□要配慮者や子育て家庭のニーズの聞き取り
□体操の時間など、共有体験の時間を設け、避難者の孤立を防止
□ボランティアへの子どもや要配慮者への見守りの依頼
※医療や福祉の助けが必要な状況の場合は、拠点隊(まちづくりセンター)へ
専門家派遣を依頼する
72
p.74
【補足】在宅避難の促しのための工夫について
□ 自宅に戻る場合の注意と在宅避難の促しのアナウンスについて
□周辺の火災の状況などを確認
□明るい時間のうちに、帰宅の際の注意事項も含め、在宅避難の促しのアナウ
ンスを行う
*在宅避難の促しを行えない状況である場合は、地域本部拠点隊(まち
づくりセンター)を通じて区に状況を伝える(区は、他の避難所への
避難者の誘導や予備避難所の開設などを調整する)
<在宅避難の促しのアナウンスの例>
「避難所は、ご自宅の建物が危険なためにご自宅で過ごせない方々のための
施設です。ご自宅の建物が安全であれば、通電火災防止のため、自宅のブ
レーカーを落として、ご自宅で過ごすようにお願いします。」
「自宅にいても、水や食べ物の支給を受けたり、携帯電話の充電ができる場
所があります。受付時に配布したチラシ※をご覧ください」
※チラシ ⇒「解説版」29ページ参照
<アナウンスする注意事項の例>
「できる限りひとりの行動は避けて、ご近所の方同士で行動してくださ
い。」
「すでに自宅建物が傾いている、壁に大きなひびが入っているなど、危険な
状態であることが分かっている場合は、無理にご自宅に戻らず、建物にも
入らないようにしましょう。」
「自宅の窓やドアなどが破損し、防犯上問題がある場合は、自宅にとどまら
ず、しっかりと防犯がされた場所で過ごすようにしましょう。」
「地震によって電源コードが破損した場合、停電が復旧した際に破損箇所で
ショートを起こし、火災になることがあります。電源コードの破損がない
か確認するとともに、できる限り電源コードはコンセントから抜いておき
ましょう。」
73
p.75
運営用資料
74
p.76
資料1 学校防災関係の現況
北沢中
学校防災関係の現況
1.避難者の受入人数・町会・自治会名
可能受入人員 1655人
該当町会・自治会名 受入地域(町丁目)
大原北町会 大原1丁目30~56番
大原西町会 大原1丁目57~63番、2丁目1~28・30・31番(29
番一部)、羽根木1丁目10~13番(9・14番一部)
北沢5丁目町会 北沢5丁目8~17,20~22,24~43番、7番5号
2.指定救護所、一時集合所指定状況
医療救護所 未指定 近隣の医療救護所:旧北沢小学校(北沢4-32-20)
一時集合所 指定 指定町会・自治会:北沢5丁目町会
3.広域避難場所
駒場東大一帯(目黒区駒場、世田谷区北沢、渋谷区松濤、富ケ谷)
4.主要な防災設備
設 備 名 有無 設 置 場 所
避難所運営用倉庫 有 敷地内北側(北校舎裏)、視聴覚準備室、
防火水槽 有 北沢5丁目児童遊園
防災無線屋内個別受信機 全校に有 職員室
(防災行政無線)
防災無線塔 有
5.所属拠点隊
北沢拠点隊 TEL:03-5478-8020 FAX:03-5478-8025
75
p.77
資料2 避難者カード
避難者カード(世帯別)
避難先:避難所 ・ 自宅等
安 否の 問 合 せ に
可・否
避難所名: 対 す る 回 答 №
インデックス
□妊娠中の家族がいる □乳児がいる
(苗字の最初の2文字(ひらがな・ローマ字))
住所:
氏 名(ふりがな) 性別 年齢 避難所内の区域 備 考(職業・学校等)
入所日 月 日 転出先(連絡先)名称
転出日 月 日 住所
電話
避難先:避難所 ・ 自宅等
安 否の 問 合 せ に
可・否
避難所名:○△□小学校 対 す る 回 答 №○○-○○○
妊娠中の家族がいる □乳幼児がいる
せ た インデックス
(苗字の最初の2文字(ひらがな・ローマ字))
住所:世田谷区△△△ ○-□-◇
氏 名(ふりがな) 性別 年齢 避難所内の区域 備 考(職業・学校等)
せ た が や たろう
世田谷 太郎 男 ○○ 体育館・A区 医師
はなこ
花子 女 □□ 〃 妊娠 3 ヵ月
いちろう
一郎 男 △△ 〃 世田谷区立○○小学校
入所日 ○ 月 ○○日 転出先(連絡先)名称 東京 次郎 様方(親戚)
転出日 ○ 月 △△日 住所 ○○市○○ △-□-○
電話 ○○○-○○○-○○○○
76
p.78
要配慮者用避難者カード(個人別)
避難先:避難所 ・ 自宅等
安 否の 問 合 せ に
可・否
避難所名: 対 す る 回 答 №
インデックス
(苗字の最初の2文字(ひらがな、ローマ字))
住所:
氏 名(ふりがな) 性別 年齢 避難所内の区域 世帯主
現在の状況 付き添い家族 特別物資の要望 特に配慮が必要なこと
□食事 □移動
□意思疎通 □その他
詳
細
入所日 月 日 転出先(連絡先)名称
転出日 月 日 住所
電話
要配慮者用避難者カード(個人別)記入例
避難先:避難所 ・ 自宅等
安 否の 問 合 せ に
可・否
避難所名:○△□小学校 対 す る 回 答 №○○-○○○
インデックス
せ た
(苗字の最初の2文字(ひらがな、ローマ字))
住所:世田谷区△△△ ○-□-◇
氏 名(ふりがな) 性別 年齢 避難所内の区域 世帯主
せ た が や ひろし
世田谷 寛 男 ◇◇ 教室△年△組 世田谷 太郎
現在の状況 付き添い家族 特別物資の要望 特に配慮が必要なこと
□食事 移動
足が不自由な高齢者 なし 車椅子
□意思疎通 □その他
詳 トイレは多機能トイ
細 レでは可。
入所日 ○ 月 ○○日 転出先(連絡先)名称 東京 次郎 様方(親戚)
転出日 ○ 月 △△日 住所 ○○市○○ △-□-○
電話 ○○○-○○○-○○○○
⇒カード使用方法は38~40ページ「避難者の誘導と部屋割」を参照
77
p.79
資料3 避難所ペット登録カード
避難所ペット登録カード
(飼い主同行動物用)
インデックス
入所 年 月 日
(飼主の苗字の最初の2文字(ひらがな、ローマ字))
退所 年 月 日
No.
フリガナ
氏名
必 飼い主
須
住所 電話
項
目 名前 性別
ペット
種類
特記事項
(犬)鑑札 有・無 (___年度_____番)
(犬)注射済票 有・無 (___年度_____番)
マイクロチップ 有・無 (__________________)
・・・・・・・・・・・・・・・・・切り取り線・・・・・・・・・・・・・・・・・
避難所ペット登録カード [記入例]
(飼い主同行動物用)
せ た
インデックス
入所 年 月 日
(飼主の苗字の最初の2文字(ひらがな、ローマ字))
退所 年 月 日
No.
フリガナ セタガヤ タロウ
氏名
必 飼い主 世田谷 太郎
須
住所
世田谷区△△△ ○-□-◇
電話 ○○○○-○○○○
項
ミケ
目 名前 性別 オス
ペット
種類 猫(雑種)
毛色は三色、首輪は青、3歳
ケージ大きさ:50×70cm、高さ100cm
特記事項
(犬)鑑札 有・無 (___年度_____番)
(犬)注射済票 有・無 (___年度_____番)
マイクロチップ 有・無 (Noは不明 ____________)
78
p.80
資料4 学校配置図・避難所レイアウト(自校配置図)
□自校の学校配置図を貼ります ⇒「解説版」10、14ページ参照
□自校の避難所レイアウト図を貼ります ⇒「解説版」10、14ページ参照
79
p.81
資料5 避難所安全確認チェックシート
避難所安全確認チェックシート
(兼 ファーストアクションカード「避難所安全確認チェックシート」)
避難所を開設するにあたって、避難所となる施設
の安全性を確認します。
◆ヘルメットを必ず着用して、2人以上で一定の距離を
あけて確認を行ってください。
◆余震の発生や危険箇所を発見するなど、身の危険を感
じた時は身を守る行動を取ってください。
◆余震により被害が進んだと思われる場合は、再度チェ
ックシートで被災状況を点検してください。
*チェックシートによる確認を行うまでもなく、避難所となる建物が一見して危険と
判断できる場合は、建物には入らず、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ連
絡し、必要な指示を受けてください。
*チェックシートで「使用不可」とされる破損箇所が発見された場合は、直ちに当該
建物から退去し、ほかの委員にも即時退去するように伝えてください。また、その
旨を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)に連絡してください。
※状況を地域本部拠点隊(まちづくりセンター)→地域本部→災対本部(災対統括部)
へ伝達し、必要な対応を検討・指示します。
この安全点検は、避難所を迅速に開設するために、暫定的な初期診断として行うものであ
り、調査者に何らかの責任を負わせるものではありません。
このチェックシートによる判断はあくまで臨時的なものであり、改めて区が手配する応急
危険度判定員による判定を行い、引き続き建物が使用できるかについて判断します。
◎本来、避難所を開設するにあたっては、応急危険度判定員により、当該施設の安全性を
確認することとなっていますが、応急危険度判定員が被災等により判定活動ができない
又は判定が避難所の開設に間に合わない等の状況も想定されます。
◎ここでお示しする点検作業は、このような場合に、避難所を迅速に開設するために、暫
定的に安全性を確認するために実施するものとなります。
80
p.82
1 最初に行うこと(建物の周辺の確認)
点検実施日時 月 日 時 分 点検実施者名
評価
確認・点検項目
A B C
火災が発生しているか □いいえ □発生している □近くで発生している
ガスの臭いがするか
□いいえ □臭いがする □ひどく臭いがする
(ガス漏れが発生しているか)
隣接する建物等が、避難所に
倒れこむ危険性があるか
<Cの該当例>
□大きく傾いており
□いいえ □少し傾いている
倒れこみそうである
建物周辺に地滑りが生じている □ひどく生じており
□いいえ □生じている
か 被害がでている
崖くずれが生じているか
<Cの該当例>
□ひどく生じており
□いいえ □生じている
被害がでている
□ひどく生じており
地割れが生じているか □いいえ □生じている
被害がでている
□ひどく生じており
地盤地下が生じているか □いいえ □生じている
被害がでている
すべてAの場合 Bがある場合 Cがある場合
対 応 次の建物内部の確認 安全確認を中断 ●使用不可
を行う
地域本部拠点隊へ報 安全確認は中止する
告し、指示を待つ
81
p.83
2-1 避難所の建物(外部)の状況
点検実施日時 月 日 時 分 点検実施者名
評価
確認・点検項目
A B C
外壁は壊れているか
<Cの該当例>
□大きな亀裂がある □大きく壊れている・
□いいえ
・一部落下している 大きく落下している
基礎が壊れているか
<Cの該当例>
□いいえ □壊れたところがある □ひどく壊れた
基礎部分とずれがあるなど
屋根は壊れているか
<Cの該当例>
□壊れている・一部落
□いいえ □大きく壊れている
下している
崩落している
次ページに続く
82
p.84
2-2 避難所の建物(外部)の状況(つづき)
評価
確認・点検項目
A B C
建物が傾いているか
<Cの該当例>
□いいえ □傾いている気がする □明らかに傾いている
傾斜している
窓・扉は外れているか □落ちそうであるが、
□いいえ 落ちないように応急対 □落ちそうである
応ができる
ガラスの破損・飛散はあるか
□ヒビがあるが、ふさ □割れたガラスが建具
□いいえ
げる に残っている
渡り廊下の柱に異常はあるか
<Cの該当例>
□大きなひび・ゆがみ
□完全に折れた柱があ
□B・C以外 が生じた柱が2本以上
る
ある
すべてAの場合 Bがある場合 Cがある場合
次の内部の確認を 安全確認を中断 ●使用不可
行う 地域本部拠点隊へ報
安全確認は中止する
告し、指示を待つ
対 応
ただし破損物の除去
や応急対応により、
危険を取り除ける場
合は、次の内部確認
を行う
83
p.85
3 避難所の建物(内部)の状況
点検実施日時 月 日 時 分 点検実施者名
評価
確認・点検項目
A B C
内部の壁が壊れているか
□大きな亀裂があ
□大きく壊れている
□B・C以外 る・一部落下して
・大きく落下している
いる
天井の落下、照明器具等の落下
や破損はあるか
□落下の危険性が
□B・C以外 □落下している
ある
崩落している
窓ガラスの破損・飛散はあるか
□いいえ(または応
□現場で対応でき
急対応でふさげる程
ないほど割れた
度)
出入口・各室の扉(ドア)は開
閉できるか □軽微な異常はあ
□開閉できる □開閉不可(危険)
るが開閉は可
すべてAの場合 Bがある場合 Cがある場合
すべてAの建物を中 応 急 措 置 等 を 行 Cがひとつでもある校
対 応 心に避難所を開設す い、校舎の安全を 舎は、基本的に使用せ
る 確保のうえ使用す ず、他の建物を使用す
る る
84
p.86
4 その他
1~3までの『確認・点検項目』の詳細な状況(B又はCと評価した原因の場所、状況等)や、そ
の他に気が付いた事項があれば記入してください。
点検実施日時 月 日 時 分 点検実施者名
(例)ブロック塀が倒れている。水・ガス漏れが発生しているなど
85
p.87
資料6 校内安全点検表
項目 内容
ヘルメットの着用 □巡回時の注意
・ヘルメットを着用するなど自己の安全を確保
懐中電灯、ロー
・懐中電灯、ロープ、鍵、避難所配置図(安全点検チェック用)及び「立ち入り禁止」
プ、鍵、避難所配
等の掲示用物品等を準備
置図、「立ち入り
禁止」等掲示用物 〔物品保管場所: 防災倉庫 〕
品の携行
管理諸室、理科 □出火があった場合は無理をせず退避し、応援を呼ぶ。
室、家庭科室、給
*消火器で消火ができない場合は避難所運営委員や避難者を退避させ、消防(119
食室等の優先的巡
番)へ通報する
回
*消防に連絡がつかない場合は地域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ電話・
無線または直接報告する
□ガスの元栓を閉めてもガス臭がある場合は、窓を開け、ガス会社に連絡し、指示に従
う。
ガス会社 東京ガス 電話:(5426)5010
*ガス会社へ連絡がつかない場合は、避難所運営委員会や避難者を退避させ、地
域本部拠点隊(まちづくりセンター)へ電話または直接報告する
※区は、地域本部拠点隊(まちづくりセンター)→地域本部→災対本部(災対統括部)を
通じ、消防・ガス会社へ対応の要請を行う
破損、ひび割れガ □破損、ひび割れしているガラスは、紙・段ボールなどで補修する。
ラスの補修
・避難所運営にすぐには支障がないような場所は、避難所運営組織のメンバーがそろ
い、明るい安全な時間になってから補修する(その場合は破損箇所・破損状況をメモ
しておく。また、近づいてけがをしないようにロープで封鎖したり、貼り紙などをし
ておく)
書棚、ロッカー等 □横転しかかっている物品(書棚、ロッカー、書庫等)は横に寝かせるなどし、安定さ
の安定化措置 せる。
・避難所運営にすぐには支障がないような場合は、避難所運営組織のメンバーがそろ
い、明るい安全な時間になってから処置する(その場合は破損箇所・破損状況をメモ
しておく。また、近づいてけがをしないようにロープで封鎖したり、貼り紙などをし
ておく)
エレベーターの使 □エレベーターの中に閉じ込められている人がいないか確認
用禁止表示
□閉じ込められている人がいる場合は、エレベーター会社または消防署(119番)に
連絡する。
エレベーター会社 日本エレベータ製作所 電話:(3633) 1520
破損物の除去によ □避難所の開設準備のために通行する場所や、避難者を受け入れるスペース等にある破
る通路の確保 損物等を除去する
□校門から避難所まで、緊急車両が通行可能な状態にしておく(妨げになる破損物等を
除却する)
□防火シャッターが自動的に下がっている場合は、危険がないことが確認されるまで復
旧しない。
86
p.88
項目 内容
電気の対応 □校内の受変電設備、分電盤には手を触れない。
□通電火災を防ぐため、不要なコンセントがあれば抜いておく
※地震によって電源コードが破損した場合、停電が復旧した際に破損箇所でショ
ートを起こし、火災になることがあります。電源コードの破損がないか確認す
るとともに、できる限り電源コードはコンセントから抜いておきましょう。
□二次災害の防止のため、水に浸かった電気器具を使わないこと、切れた電線に
絶対さわらないこと、コンセントへ電気器具プラグを差し込まないことなどを
指導、周知する。
上水道の対応 □学校内の水道や、その他の箇所で漏水が見られた場合は、その場所や状況をメ
モしておく。
立入禁止区域の明 □校舎が倒壊している場合や、落下・倒壊しかかっている箇所(脱落しかけた天
示 井、剥離しかけた壁、落下しかけた照明器具、フェンス等)がある場合、掲
示・ロープ等で立ち入りを禁止する。
□避難所スペースとして開放しない部屋(校長室、職員室、事務室等の管理諸
室、機器、化学薬品等のある特別教室、〔その他: 次ページ参照 〕)に
ついては施錠し、「立ち入り禁止」等の表示をする。
〔鍵保管場所: 北斗館1階キーボックス、(主事室) 〕
(注)避難所配置図(安全点検チェック用)も含む。
87
p.89
<避難所配置図(安全点検チェック用)>
□ 自校配置図を貼ります。(P.79 参照)
88
p.90
資料7 備蓄物品
避難所運営用倉庫等に備蓄されている物資の品目・数量等を調べ、不足物がないようにし
ます。
種別 保管場所 品目 規格 個数 備考
別紙
備蓄物
品リス
トを参
照
89
p.91
資料8 物資配送依頼票
NO. ( / ) ( )拠点隊 あて
避難所名
依頼者 氏名: (避難所運営本部/施設職員/その他)
依頼日時 月 日 時 分
避難所連絡先 TEL: FAX:
備考(詳細、必要な人数の概要、緊急度合
分類 品目 必要数
い、等を記載)
食
料
品
90
食料 食
ベビーフード 食
粉ミルク 個
介護食品 食
ラップ 個
食器・箸など 人分
飲
料
水 本 500mℓ換算
お茶 本 500mℓ換算
物
資
毛布 枚
防寒着 着
子ども用おむつ 個 新生児用: 個、S: 個、M: 個、L: 個
大人用おむつ 個 S: 個、M: 個、L: 個
おしりふき 個
下着類(男性用) 着
下着類(女性用) 着
哺乳瓶 本
生理用品 個
トイレットペーパー 巻
ティッシュ 個
シャンプー・ボディソープ 個
歯ブラシ 個
歯磨き粉 個
洗剤(台所) 個
洗剤(洗濯用) 個
消毒液 本 1ℓ換算
ハンドソープ・石鹸 個
ゴミ袋 枚
タオル 枚
p.92
資料9 救援物資分類例
大分類 小分類 大分類 小分類
男性衣類 防寒着×2 生活用品 生理用品
パジャマ 大人用おむつ
ズボン ベビー用おむつ
スーツ ティッシュ・ポケットティッシュ
上着 トイレットペーパー
下着 シャンプー・リンス
くつ下 石けん
ベルト・ネクタイ 洗剤
※×2は2箱用意する 化粧品
女性衣類 防寒着×2 歯みがき・歯ブラシ・カミソリ
パジャマ 台所用品
スカート・ズボン×2 食器類
上着×2 その他 カイロ
下着 電池
くつ下・ストッキング おもちゃ
マフラー 文具・ノート
子ども衣類 防寒着 本
セーター・トレーナー 雨具
スカート・ズボン かばん
下着 座布団
くつ下・タイツ カーテン
ベビー服・肌着 ラジオ
マタニティ・哺乳ビン 薬
その他の衣類 大人用靴 その他の生活用品
ベビー靴 食料品 食料
スリッパ ベビーフード
軍手 粉ミルク
手袋
ハンカチ・ふろしき
※衣類については、さらにサイズ別に分類すると配給に便利です。
「ボランティアはいかに活動したか 西宮ボランティアネットワーク」より
91
p.93
資料10 食料・物資管理表の例
品目または品名
保管場所
日付 受領数 払出数 残数 備考(賞味期限など) 確認者名
92
p.94
資料11 配給カードの例
配給物資の記録、二重配布の防止等のために使用する配給カードの例です。
<使用方法の例>
①避難者は避難者カード記入後、避難所運営本部受付に提出する。
②受付は、避難者カードと交換で、避難者に配給カードをわたす(この際、物資が必要な人の人
数も記録)。
③配給時に、避難者は配給カードを提示し、給食・物資担当は人数分の物資を渡し、日付とチェ
ックをつける。
避難所配給カード
代表者名 人数 配布日
名前 / / / / / / /
: : : : : : :
アレルギーなど( )
配給カードは無くさないよう大切に管理してください。
配給場所でカードに名前が書かれている方が家族分の配給品を受け取れます。
避難所配給カード 記入例
代表者名 世田谷 太郎 人数 3 配布日 4/1
名前 4/1 4/1 4/2 4/2 / / /
10:00 16:00 10:00 16:00 : : :
世田谷 太郎
花子
一郎
アレルギーなど(一郎 → 鶏卵アレルギー )
配給カードは無くさないよう大切に管理してください。
配給場所でカードに名前が書かれている方が家族分の配給品を受け取れます。
93
p.95
資料12 災害ボランティア依頼カード
※太枠内のみご記入ください。※個人情報は災害ボランティア活動以外の目的には使用しません。
■サテライト記入欄■
小学校 受付日
避難所
中学校 受付番号
担当Co
避難所 □総務・情報 □避難所 □ 給食・物資 □救護・衛生 新規 ・ 継続
運営側担 (氏名)
当者
□体育館 使用可能なもの ●人数 ( )名
□校庭 □トイレ
男性( )名 女性( )名
活動 □ □水道
場所 □電気 ●持参資機材
●派遣日
□物資の運搬 □物資の仕分け □その他
※依頼内容を具体的に記入してくだ さい。
●特記事項・引継事項
活動
内容
Co:
( )名
希望 携行してほしい
男性( )名
人数 資材・道具
女性( )名
第1希望(ご希望に添えない場合もあります) 第2希望(ご希望に添えない場合もあります)
希望
月 日/ 時~ 時 月 日/ 時~ 時
希望日
※ボランティアの活動時間は 10 時~15 時です。
※避難所の運営及び生活のルーティーンとなる作業は行いませんが、お手伝いはお受けする場合がありま
す。
94
p.96
活動結果
●派遣人数 ( ) 名 男性( )名 女性( )名
●活動日時 月 日/ 時 分 ~ 時 分
●作業概要
●特記事項
95
p.97
災害ボランティア依頼カード記入例
■サテライト記入欄■
小学校
世田谷 受付日
中学校
避難所
受付番号
担当Co
避難所 □総務・情報 □避難所 □ 給食・物資 ☑救護・衛生 新規 ・ 継続
運営側担 (氏名) 世田谷 太郎
当者
☑体育館 使用可能なもの ●人数 ( )名
□校庭 ☑トイレ
活動 □ ☑水道
男性( )名 女性( )名
場所 □電気 ●持参資機材
●派遣日
□物資の運搬 □物資の仕分け ☑その他
※依頼内容を具体的に記入してくだ さい。
●特記事項・引継事項
体育館の共有スペースの清掃。
毎日、交代で簡単な掃除をします。掃除を手伝ってくだ
さい。(掃除用品は避難所にあります。)
活動
内容
Co:
( 4 )名
希望 携行してほしい 特になし
男性( 2 )名
人数 資材・道具
女性( 2 )名
第1希望(ご希望に添えない場合もあります) 第2希望(ご希望に添えない場合もあります)
希望
5月14日/14時~15時 5月15日/14時~15時
希望日
96
p.98
資料13 防災関係地図
※防災マップ(震災時区民行動マニュアル)、新代田地区防災マップ
を参照してください。初動ボックスに入っています。
97
p.99
資料14 福祉避難所(高齢者・障害者)利用のための確認シート
98
p.100
資料15 災害時緊急連絡先一覧
避難所災害時緊急連絡先
機 関 名 連 絡 先 電 話 無線など F A X
大原北町会
ああ ああ会長 ああああ
(防災区民組織)
大原西町会
ああ ああ会長 ああああ
(防災区民組織)
北沢5丁目町会
(防災区民組織) 北沢5丁目町会会館 3467-4684
北沢まちづくりセンター
5478-8020 無線:311 5478-8025
(拠点隊)
北沢総合支所
5478-8028 無線:301 5478-8004
(災対地域本部)
北沢警察署 3324-0110 無線:902
世田谷消防署 北沢出張所 3419-0119
北沢中学校学校職員 校長 3468-2501 無線:870 3468-7549
〃 副校長 3468-2501 無線:870 3468-7549
鍵保管者連絡先
氏 名 役 職 名 電 話 住所
ああ ああ 副本部長 ああああああ ああああああああああ
ああ ああ 本部長 ああああああ ああああああああああ
ああ ああ 副本部長 3467-4684 北沢5-7-5(町会会館)
医療関連連絡先
機関名 電 話 住所
直宮医院 3468-2867 世田谷区北沢3-11-14
佐伯医院 3466-8848 世田谷区北沢4-1-12
クロス病院 3376-2361 渋谷区幡ヶ谷2-18-20
下北沢病院 3460-0021 世田谷区北沢2-8-16
東邦大学大橋病院 3468-1251 目黒区大橋2-17-6
関東中央病院 3429-1711 世田谷区上用賀6-5-1
99
p.101
資料16 避難所掲示物一覧
No 掲示物名 担当 掲示場所・備考 出典・参考
1 案内掲示一式 総務・情報
・(横)[避難者カード,トイレ,
- -
意見箱,破損,物資分類]
・(縦)[立入禁止,スペース割]
2 ペットの同行避難 避難所 ペット滞在スペース
ペット受け入れのための避難所等運営
ガイドライン(香川県)
3 ごみの分別 避難所 集積所
災害時地域防災拠点衛生ポスター
(横浜市金沢区)
4 避難所での性被害に対する啓発 避難所 女子トイレ・更衣室
避難所キャラバン報告書(熊本市男女
など
共同参画センターはあもにい)
5 症状・症状説明のための指さし 避難所 係員及び該当者保持
具合が悪くなったときに役立つガイド
シート
ブック(観光庁)
6 多言語表示シート 避難所 係員及び該当者保持
一般財団法人自治体国際化協会
7 多言語音声翻訳アプリ 避難所
国立研究開発法人情報通信研究機構
“voicetora”
- 先進的音声翻訳研究開発推進センター
(ASTREC)
8 食中毒防止ポスター 給食・物資 炊き出しスペース
避難所ですぐに使える食中毒予防ブッ
9 手洗い・トイレ・消毒液の注意 給食・物資 炊き出しスペース
ク(東京都福祉保健局)
10 「咳エチケットで感染症予防」 救護・衛生 水洗い場 咳エチケットで感染症予防
(NIID国立感染症研究所)
11 非常時の口腔健康管理 救護・衛生 水洗い場
災害歯科医療対策について
(公益社団法人日本歯科医師会)
12 エコノミークラス症候群予防の 救護・衛生 居住スペース
エコノミークラス症候群の予防のため
ために
に(厚生労働省)
13 換気に注意 救護・衛生 居住スペース
災害時地域防災拠点衛生ポスター
(横浜市金沢区)
100